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 ギリシア

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すばらしき哉、ギリシア
ギリシアはここがすばらしい!と思うところ

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宿泊
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ギリシア基本案内
 日本から?

ヨーロッパの東のはし、地中海とエーゲ海に面した場所で、短い日程で日本から旅行をする場合はあまり便がよくないのが難点。
現在のところ(2005年)日本からの直行便がないため、乗り継ぎでの入国となる。ヨーロッパ経由が一般的。ヨーロッパまで直行便を利用し、そこからアテネまで飛ぶ、というのが通常の入りかた。またトルコのイスタンブール、エジプトのカイロ経由で入る方法も。いずれにせよ経由便を利用するので、経由地で1泊必要になるのか、料金はどうなのか、見比べて購入するといいの
では。


 見どころ?


なんといっても古代遺跡とエーゲ海。

歴史遺産がごろごろしている首都アテネはたいていの人が滞在すると思います。ペロポネソス半島もミケーネやミストラなど古代遺跡の宝庫。また北西部にあるメテオラは奇岩の上にたつ中世の修道院が不思議な景観をなしているところ。

エーゲ海は見所ありすぎて書ききれません。
しかし代表的なところをあげておきますと、アトランティス大陸の伝説のあるサントリーニ島。断崖絶壁にならぶ白と青の街並みが見事としかいいようがありません。ここは絶対にお薦め。ミコノス島はやはり白と青のミコノスタウンがエーゲ海のイメージそのまま。はずせません。また、ロードス島、クレタ島などの古代・中世ロマン好きにはたまらない島々も。絶対行くべきでしょう。

正直いいまして、10日以内の日本からの旅行でこれらを満足に見るのはまずムリだと思います。この中から見たいものをしぼって選び、見きれないものはまた次回にとっておく・・という
方法を取るのが無難ではないでしょうか。


 言語・民族・習慣?

ギリシャ語、あります。しかしさすが観光立国、英語だけでまず問題なく過ごせるのでは。
昼寝の習慣があるのか、店などの営業時間がきちんとしていません(日本的感覚からすると)。また約束の時間をきっちり守りません。5分、10分待ってくれ、というコトバを100回くらい聞いた気がします。でもまあのんびりした旅行をするのが正しいあり方らしいから、あまり気にしないでおくしかないの
かな。



食べ物

実はギリシャ滞在中にかなり太りました。
食べ物にふんだんにオリーブオイルを使っているせいもあるかもしれませんが、バリエーションが少ないわりに、かなりカロリーの高い食事が多いことは確か。食事時に必ずワインを飲んでいたのもぶくぶくに拍車をかけることに・・。

ムサカ
なすやひき肉を重ねてオーブンで焼いた「ラザニアのような」料理。見た目よりも重めな内容で、あまり量は食べれません。
ギリシャ風サラダ
トマトや玉ねぎ、オリーブなどにフェタチーズ(ヤギ乳のチーズ)がのっているサラダ。代表的なサラダ。
カラマリ
イカのから揚げ。カラマリと白ワインを海の見えるカフェで食べるのにあこがれてました。やりました。かなり感動しました。
レモンをしぼって食べるとてもおいしいおつまみ。ビールにも合います。
魚料理
日程のほとんどをエーゲ海の島で過ごしたため、レストランでは魚を良く食べました。魚の種類はわからないけど、輪切りにした魚のグリルに野菜の付け合せなど、日本人の口にも合う料理がしばしば。
デザート
歯が溶けるほ
ど甘いデザートが多いです。
甘党の人にはたまらない、そうでない人は避けたほうが無難なデザート類です。私はバクラワで
撃沈。
ワイン
海の見えるカフェでグラスワインを。また外で1本買ってホテルのベランダで白ワインを。という生活をしていました。白ワインは種類もいろいろありますが「甘い」か「辛い」のどちらかしかなかったような・・。安いのでバンバン飲めます。
 ・・・・・他にもいろいろおいしいものはあります・・・・・・



すばらしき哉、ギリシア

ギリシャにはこんな魅力が!と私が思ってるところ。


 エーゲ海の島々

FIGA
ROジャポンのエーゲ海特集を見て、ずっと憧れていた場所。
ギリシャなんて海外旅行の範疇に
入ってきてなかったけど、あれを見てから俄然行って見たくてたまらない場所になりました。

サントリーニ島・・おそらくほとんどの人は断崖に
張り付くように広がる、青と白のサントリーニの街並みをどこかで目にしたことがあると思います。恐ろしいほどの美しさ。他にも何箇所か島めぐりをしましたが、ハネムーナーの数が圧倒的に多いのも特徴。

ミコノス島・・ハンス・シルベスターのCat's in the Sunでやはり憧れの対象に。エーゲ海のイメージそのままの、迷路のような白い街。

ロードス島・・行く前に塩野七生の「ロードス島攻防記」はぜひ読むと良いです。かつてこの島で実際にあった歴史と自分が歩く街並みが重なり、歴史好き・旅好きの人にはかなりのロマンが味わえるでしょう。聖ヨハネ騎士団の支配下にあった中世の街並みは、他の島々とは違った雰囲気を持ちます。

クレタ島・・クノッソス神殿のあとが残る、これまた遺跡好きにはたまらない島。宮殿の中心にあったと言われるラビリンス(迷宮)も興味をそそられます。

代表的な島々以外に、たくさんの見所ある島があります。旅程と興味にそった場所を選ぶのも楽しみのひとつでは。

 古代遺跡〜中世の街並み

神話の時代から現代まで、様々な文化と文明を経てきた国だけに、それぞれの時代別の見所が各地に散らばっています。しかもどんな小さな島に渡ってもそれらの遺跡が迎えてくれます。


 リゾート

さすが周りを海に囲まれ、かつシーズン中は良好なリゾート気候に恵まれた場所。ヨーロッパの人々にとってはアクセスしやすい場所にあるせいか、あちこちからの観光客も非常に多く、リゾート施設に恵まれています。ゆっくりと休暇を過ごすにぴったりの風景とのんびりペースの場所がほとんどで、駆け足観光にはあまり向かないようです。



お買物事情

ギリシャを旅行した時にはその後にトルコ観光も控えていたため、あまり買い物しませんでした。でもミコノス島、サントリーニ島などにはやはりすてきな雑貨屋さんがたくさんありました。

 おすすめギリシャ土産(あくまでも私的) 

つぼ・花瓶・陶芸品
素焼きのものから古代風な絵柄のもの、発掘された遺跡風のものなど。せっかくなのでやはり遺跡風のものが思い出になるかも。
ミコノス島やサントリーニ島の雑貨屋さんではかわいらしい絵柄のものが結構ありました。

ワイン
白ワインがおすすめ。さすがワインには年季が入っているのか、種類がたくさんあるし、現地でしか手に入らない地ワインもあるでしょう。島では地元ワインセラーもあるようで、そこで買い物もできるようでした(行っていませんが雑誌にありました)。

手作りアクセサリー
ミコノスタウンには手作りアクセサリーのお店が何件かありました。今でもあるでしょうか。現地のアーティストが作っているものもあり、これならかさばらないのでいくつか買って帰ってもよいのでは。

ポストカード
他の国よりダントツに映える風景の多いギリシア。特にエーゲ海方面の青・白・海・夕日・猫などをモチーフにしたものは、これでもかとばかりにあります。買って帰ってもよし、途中で絵葉書を書いて日本に送ってもよし。



女性一人旅事情
 気候について

私が滞在したのはシーズンも終わりに近い10月でしたが、晴れ間が出ると日差しが強烈でした。さすがエーゲ海。
日焼け止めはどんな季節でも持っていったほうが良いと思います。
また、意外と風が強くて冷えることも多かった!気候の良いリゾートというイメージと違い、かなりどんよりとした空、吹きすさぶ寒風などにも出会います。迷
ったら「少し寒がり?」くらいの服装がいいと思います。船に乗ったり標高の高いところに行ったりする機会もあると思いますので。


女性一人旅について

あまり見かけません(他の国に比べて)。
アテネやそのほか遺
跡中心の観光地はともかく、特にサントリーニ島では一人旅の人は肩身の狭い思いをするかも・・。
周りはカップルがダントツに多く、確かに風景もロマンティックなので。エーゲ海はやはりハネムーナーや老夫婦など、カップルに人気の場所なんでしょうね・・・。でもミコノスやロードス、クレタなどに行くとそこそこ一人旅の人に出会いました。

いい意味で全般的にヨーロッパの雰囲気でしたので、女性一人旅といって特に苦労を強いられることはありませんでした。ホテルもシングルで泊まりやすい。現地の人からも特別注目されることもなく、気軽です。とにかく「普通」に接してくれました。日本人だからどうこう・・という経験もほぼゼロ。
アテネだけは別。やはり都会なので危険要素も一番多く
、常に気を張って歩きました。変質者・犯罪者も都会ですからおります。気をつけましょう。


 交通について

島巡りを旅程に入れるのであれば、時間に余裕をもったスケジュールが必要になります。シーズン中と外では船やフェリーの数も違います。でも空路もあるので、こっちを利用すればあまり問題はないかもしれません。船は遅れるのはともかく、早く出港することもあり、びっくりしました。日本的きっちり運行はあまり期待できない様子。
ちなみにフライング・ドルフィンという高速船に乗ったとき、めちゃくちゃ酔いました。波のある時期だったのかもしれませんが、収容人数が少ないみたいで、揺れると悲惨です。船に弱い人はあら
かじめ薬を飲んで乗ったほうがいいでしょう。


 アルコールについて

昼間のカフェで飲むのをお薦めします。夜は夕食時に少し飲めるかもしれませんが、やはり一人で飲むことだけを目的に入れる店は少なく・・・。でも昼間なら海を眺めながら、ちょっとつまみを食べながらお酒を飲むことが可能。ホテルにレストランがついているならそこで食事+飲みをするのがいいかもしれません。



宿泊

宿泊は2000年になります
Hotel Rochari
ミコノス島
Tel (30)(289)23107-8-9、26720-1-2
ホームページ英語版です
1泊4000円/朝食付シングルユース ミコノスタウンの上の方にある、すこし良いめのホテル。1階のベランダ付きに宿泊しましたが、ベランダからは木々と屋根の間から遠く海辺が見え、猫がちょくちょく入ってくる素敵な部屋でした。白い壁と青い扉・窓枠など、ミコノスにいることを満喫できるかわいらしいデザインのホテル。ヨーロッパからの年配の夫婦客などが多く、落ち着いたかんじでしたが、ホテルの人も感じよく、一人旅でも気兼ねなくすごせました。ミコノスタウンへは坂を下りて歩いていけます。
Delfini U
サントリーニ島
Tel 0286-22371

ホームページ(TとUがありますがサイトは同じようです。)
1泊6000円強
宿泊のみ
キッチンと広いベランダのついた、アパートメントタイプのホテル。サントリーニのがけっぷちの非常に眺めのいい場所にあり、高いけど思い切って宿泊。ホテルと違いアパートメントタイプなので暮らすように過ごせます。やはり青と白の色がベース。毎日ベランダからは絵のような夕陽を眺めることができ、とても思い出に残った宿。ギリシアで一番気に入ったホテルです。














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