世界個人旅行的記録→トルコ 

 トルコ 旅行記トルコ2005

トルコ基本情報
日本からのアクセス、現地基本情報など


トルコに行く前に/おすすめのサイト
とるこのととと
特に温泉情報が豊富。行く前に読んで読んで読みまくりました。
ぷるぷるトルコ
旅行者にとってかなり有用な情報が多いので、とっても参考になります。
アズヲの旅箱
旅に関することは旅箱の中にあります。イラスト・スケッチがとても上手。
外務省海外安全HP
何はさておき、安全情報は必ず見ましょう。

食べ物
個人的おすすめフード

すばらしき哉、トルコ
トルコはここがすばらしい!
お買物事情
トルコでのお買物事情

女性一人旅事情
個人旅行は快適です、が、女性一人の場合は。

宿泊
現地宿泊の宿



トルコ基本情報

 日本から?

アジアとヨーロッパの接点にあたるイスタンブールINが一般的。便がいいのはトルコ航空の直行便。値段も一番高いです。その他南回りのアジア経由、ヨーロッパ経由、北周りのモスクワ経由など。経由地によっては1泊することもあります。個人的にはモスクワ経由のアエロフロートが多い(安いし同日乗り継ぎ可能。ただし深夜着だった)

 見どころ?

何と行っても遺跡。国中いたるところに遺跡や世界遺産があり、一度に全部見るのはまず無理そう。ローマ時代の遺跡からビザンチン時代の教会、歴史地区やイスラム建築など、ホント見所多い。エーゲ海沿岸のリゾートも違った楽しみ方ができるし、温泉も結構ある。とにかく飽きさせません!

 言語・民族・習慣?

公用語はトルコ語。英語は観光地なら通じます。しかし、田舎方面に行く場合や、長距離バスではトルコ語できないと不便がある。でも言葉が通じなくても親切にしてくれる人の多さは今まで行った中で一番です。
国民はイスラム教徒がほとんどらしいけど、ガイドブックにあるように、かなり緩い国です。他のイスラム国家に比べて国民の皆さんが「厳格」なかんじがしなかった。一人旅女性に対する注目は高いが、これはイスラム教のせいかどうか不明です。


食べ物

パン
主食。おかず+フランスパンが太くなったパン、というのが一般的な食事の形。ガイドブック、その他ではベタボメだが、個人的には普通のデニッシュやシュミットの方が好き。焼きたて手作りパン屋さんなどでも菓子パンとか売ってます。
メゼ
前菜と訳されているけど、結構おなかいっぱいになります。トルコは料理にピーマン・ナス・トマトをよく使うけど、特にナスを使ったものがおいしかった。ナスとトマトの炒めたのとかナスと肉の煮込みとか、ナスのなんとかかんとかだけでよく食事をした。
ケバブ
羊が大丈夫、というのを前提にして。最近日本のお祭りの屋台でも見かける、大きな肉の柱から少しずつ削り取ってパンにはさむものや、串焼きになったものなど、肉はどこでもある。個人的には羊をあまり食べないので、いつもチキンを食べていた。チキンもおいしいですよ。
チャイ
皆さん一日中飲んでます。茶葉は普通の紅茶のようで、いれ方が特殊?英国紅茶などに比べて濃い目。ストレートでもおいしい。小さな専用グラスで出てきますが、店によってはティーカップも。変形として、りんご茶(エルマチャイ)、チェリーチャイなどもありました。
ワイン・ビール
両方ともクセがなく、飲みやすいです。ワインは白。天気のよい昼間にオープンカフェで飲むならビールがお薦め。エフェスピルセンはたいていあります。しかし、酒を出さないカフェも多いので、チェックしてから入るといいです。ワインは雑貨屋で売ってるし、コルクもその場で抜いてくれます。
・・・・・他にもいろいろおいしいものはあります・・・・・


すばらしき哉、トルコ
トルコにはこんな魅力が!と私が思ってるところ

 モスクおよびイスラム建築の素晴らしさ

ドーム型のまあるい屋根にミナレット(棒みたいな塔)。街並みの中に自然にそれが存在するトルコは、風景のすべてがエキゾチック。
キリスト教の教会も荘厳で美しいけれど、イスラムのモスクは祭壇もなし、神の絵や彫刻や像もなし。あくまでも室内の装飾とメッカを示す方向だけ。しかしその装飾がとーってもきれいなんですね。トルコ国内のすべてのモスクを見たわけではないし、イスタンブールだけでも路地裏にある小さなモスクから、観光客が何百人も見に来る有名モスクまで、さまざまなものがあるし。でも今まで見たモスクはすべてが独自の美しさを持っていました。

イスタンブールのガラタ橋の真ん中あたり、そこから旧市街を眺めると、ごちゃごちゃとした建物がひしめく中にモスクが点在し、ホントに異国にきたんだな〜という気持ちが強くなります。夕暮れ時ならモスクのシルエットがさらに美しく・・・泣いちゃうかもしれません。

 エーゲ海沿岸の遺跡

遺跡はトルコ旅行をするにあたって、避けては通れません。まあ、避けないでしょうけど。
エーゲ海〜地中海にかけてだけでもベルガマ・パムッカレ・エフェス・プリエネ・ミレトス・アスペンドズ、他にもあるでしょう。見所いっぱいです。かつて初めてトルコを旅行した時、エフェスの遺跡の円形劇場のどてっぺんで、持ってきたパンとオレンジで昼食を食べました。遺跡の向こうに広がる山並みも見え、世界一贅沢なランチだと思いました。
トルコの遺跡は周りの自然環境が良いのも魅力の1つです。たいてい見晴らしの良い原っぱとか、山の中とか、自然の中に遺跡がぽかっと残ってるのですね。他の国で遺跡の周りにバンバン大型ホテルを建てたり、街並みを変えていくのを見たことがあるので、トルコの自然を残したやり方はすばらしいと思います。
話は違いますが、トルコ国内には結構な数の円形劇場が残ってると思いますが、私はあれを見ると必ずてっぺんに登らないと気がすみません。よく下の舞台部分だけで満足して出て行ってしまう観光客もいますが、全然登りたくな
らないんだろうか??

 リゾート滞在&さらに船で島へ

じくエーゲ海〜地中海沿岸ではヨーロッパからの観光客にも人気のリゾートが点在してます。気候も温暖・シーズンも長いそうで、時間があれば1週間でも2週間でもひとつところでゆっくりしてみたい。船で気軽に渡れるギリシャの島もいくつかあるし。おいしいシーフードとワイン(か、ビール)、昼寝とクルーズなど、絵に描いたような優雅な休日が送れるでしょう。


 トルコの田舎

外国人率0%という本当の田舎は経験していません。わあ、田舎・・・と思ったのはネムルットダーとサフランボルですが、特にサフランボルの雰囲気が気に入り、2005年再度訪問しました。街は歩いて回れるくらい小さくて(旧市街)、出会う人々もことごとく素朴な様子。新しい建築物が少なく、昔の街並みをそのまま残してるし、一人で静かに町を歩けるのがとても気に入っています。もっともサフランボルは田舎といっても世界遺産に指定されている街。観光客は結構来ています。このままの状態がずっと続いてくれるとうれしいですが、それをのぞむのは身勝手と言えましょう(私も観光客ですので)



 ホテルのかわいらしさ

ルコのホテルは政府によって1〜5ツ星までランク付けされています。個人的にはふんだんな予算がないので、4つ星以上に泊まった事はありません。しかしそんな予算の人でも、歴史ある建物や民家を改造したアンティークな宿に泊まるのは可能です。Sクラスのホテルは高いものもありますが、3000円〜5000円程度で泊まれる良心的な宿も多いです。インテリアは伝統的家屋に合わせてキリムやアンティーク、ランプなどを使用してる場合も。室内のかわいらしさがまたぐっとくるのです。


 ハマム

イスラム圏ではたいていハマムがあります。公衆浴場です。日本のお風呂のように湯船に浸かるのではなく、巨大なサウナ部屋で身体をふやかし、ごしごし垢すりをするのが主流です。特にトルコはケサジさん(垢すり&マッサージをする人)がスタンバっているので、お金を払えば丁寧かつ気持ちのよいマッサージが受けられます。今までいろんなハマムに行きましたが、2000年・サフランボルのハマムでマッサージしてくれた、女性ケサジさんが最高レベルでした。
また、トルコはあちこちに温泉があるようで、湯船に浸かる事も場所によっては可能です。ブルサに行った時にチェキルゲのアトラス・テルマル・ホテルに泊まりましたが、1階にプライベート温泉があり、時間借りできました(宿泊費に料金込み)。ちゃんとした湯船でしたよ。


 トルコ人

親日家で有名なトルコの人々。旅行をするのにこんなに快適で楽しい国は少ないです。言葉が通じにくいし、女性一人旅というのは彼らにとって理解しがたい存在でしょうが、それでもトルコの人々のおかげでいつも心がぽかぽかする旅行をさせてもらってます。丸1日町歩きをしていると、少なくとも5〜6回はトルコ人による心ぽかぽか事件が起こります。最近のトルコ旅行(2005年)だけを例に見ても、

 ・長距離バスで隣り合った女の人が、食べ物をくれたりトイレに一緒に行ったり、色々世話をやいてくれた。
 ・銀行で両替待ちをしていたら、隣のベンチの女の子が食べてたおかしを半分くれた。
 ・オトガルの場所がわからず、道を尋ねた男の子に連れて行ってもらった(10分以上歩いたよ!)
 ・いつも行くインターネット屋のおじさんと少年のお昼ご飯にご相伴。お茶に限らず、ご飯なんかは職場で作って食べてる人もいるみたいで、昼時に居合わせると「食べてかない?」という話になることが多い。
 ・オトガルのベンチでバックパッカー眠りしてたら、バス会社のおじさんが枕を持ってきてくれたり、目覚めのチャイを持ってきてくれたり。
 
 ・・・・・・他にも書ききれない程の親切にあっています。トルコに慣れるに従って、見知らぬ人と話す機会が私の場合は減っていくので、トルコ旅行初期の頃の方が、色々親切にしてもらっていました。
トルコを旅行した後はいつも「自分も日本を旅行している外国人に親切にしよう!」という気になるのです。


お買物事情

基本的にお土産品などは交渉販売です。デパートやスーパー、その他店舗によっては値段がついてます。初回トルコ旅行時はほど値札を見たことがありませんでしたが、一番最近(2005年)では値札付の店がずいぶんありました。購入の量や店によってある程度の値引きは可能なようです。
物価は特に「安い〜」という気はしなか
った。特に土産物など、一般のトルコ人が買わないものは、安くないのでは?アジア雑貨の値段に慣れていると値段を聞いてギャフン!という目にあいます。


 おすすめトルコ土産(あくまでも私的) 

絨毯・キリム
買ってないけどね。でもきれいだし、種類も豊富だし、予算に余裕があれば買いたいな〜と思ってみてました。デザインはモロッコとかより洗練されてるし、高級感あるものもたくさん。日本語ができる絨毯屋さんが多いので、信用できそうなお店でなら、ゆっくりじっくり説明してもらいながら買い物できるのでは??

ランプ
最近ランプ流行なのでしょうか?2005年に行った時には、きらきらきれいなガラスのランプがたくさん。かなり惹かれました。小さいものもあるし、デザインが何とも素敵。とても欲しかった。今度絶対買います。

ショール・ストール
女性向けお土産におすすめ。色々見たけど、エジプシャンバザールがいいかな。パシュミナ
からシルク、コットンまで色々あるし、値段も安い。色も豊富で年配の方にもいいんでは?ちなみに私はパシュミナ2枚コットン2枚を3500円くらいで購入しました。

セラミック(陶器)
イスラミックな模様と色使いは日本の陶器にないもの。飾り皿が主流みたいだけど、中鉢〜小鉢くらいなら使い勝手もいい。陶器に関しては、日本と値段はあまり変わらないような。小鉢で3〜500円、中鉢で6〜1000円くらい。でもきれいですね。

食べ物
カラスミを試食したんだけど、おいしかった〜。日本での値段を知らないけど、エジプシャンバザールでは安く売ってる(と同行の日本人旅行者が)。キャビアもあったよ。
ロクムというぎゅうひのようなおかしも人気みたい。あとスパイス、紅茶など軽めのものもよいです。エルマチャイの粉は小さな箱入りもあって、いくつか買ってきまし
た。

陶器を買った時の話

陶器は土産物として一番たくさん買いました。日本でも食器好きなので、この機会に、と。セラミックの店は色々あります。グランドバザールが一番種類が多いみたいだったけど、初トルコ旅行時より顔見知りのお店があったので、そこで購入。

今回は トルココーヒー用コーヒーカップ10客
中鉢5個  陶器の丸コースター10枚 を購入。

今回は(も?)スマートな買い方とは行きませんでした。
知り合いの店長さんはお金にしっかりしてそうなので、私が狙ったのは人の良さそうな従業員の方。上記品物を選んでから合計金額をききます。一応定価があるようで、その計算によると12000円くらい。それを知り合い特別プライスで10000円くらい、とのこと。
私は6500円くらいからはじめたが、「帰れ」とは言われない。でもホントに無理!だそうなので、じゃあ7000円?7500円?それでもぶーぶー言ってるので、私も知り合い特別プライスとして8000円で決着しました。その間、店主とは世間話以外しません。

従業員と私の間で商談は成立。が、なんと値段を知った店主が「売らない」と言い出した!従業員は計算ミスをしたらしく、その値段だと利益が400円くらいしか出ないらしい。利益が売上の5%。それは私が店主でも売りたくない・・。
でも一度成立した商談はアラブでは絶対(トルコはアラブか?)なはず。と、強引に買ってしまったのだ。

店内は険悪な雰囲気に。この日一緒に観光していた日本人旅行者、従業員、店主、そして私が気まずくも不穏な空気を感じている。楽しいお買い物のはずが。そして5年以上前からの知り合いの店主とのこの気まずさは・・・。
とりあえず、陶器の梱包は他人に任せられないので、明日朝一番に品物を包装しに来る約束をし、店を後にしました。
ちなみに翌日その従業員に聞いてみたら、私が買った上で出たマイナス(本来出るはずの利益)は、カレの給料から引かれた、とのこと。

さて、悪いのはだあれ?

なんにせよ、色々お買い物した中で、一番後味の悪かった買い物でした。金銭的には成功談、気分的には失敗談?

それにしても思ったのはトルコの土産物価は、意外と高いというもの。スーパーとか市場で普通の食器を買えば、もっと安いのだろうが、土産屋で買う陶器の値段は日本とそう変わりません。
何度かトルコに来ているが、毎回自分が思っているより高い相場に出くわしてします。相手にも自分にもそこそこの得が得られる、適正価格がいくらなのかは、永遠にわかりません
陶器について・・
トルコに限ったことではありませんが、イスラム圏でよく見る、イスラミックな模様やデザインのかわいい陶器。とても惹かれます
が、食卓で実際に使う場合、強度がイマイチです。まず絵付けが甘いのか、使っているうちにふち部分からはげてくる事が多く、また、土もやわらかいのか欠けやすい。日本の陶器は使用前に水分を含ませ、強度をあげることができますが、お土産で購入したものにこの方法は効きません(今のところ)。気をつけて使うか、食卓以外に使うか、飾りに使うか、または欠けることを恐れず使うか、でしょう。

 その他のお土産、ちら。
                  独特の色合いのグラス    イスタンブール・オルタキョイで購入。絵とアクセサリー


女性一人旅事情

 女性一人歩きについて

行った方はご存知でしょうし、これからの方もあちこちで聞いていると思います。日本人女性なら誰でも観光に苦労するでしょう。
とにかく、日本人女性が1人か2人で歩いているのをほったらかしてはくれません。
  
 @挨拶してくる(1に日本語2に英語)
   A呼び止めて会話を始める
   Bお茶にさそう
   C店にさそう
   D食事にさそう
   Eその他色々さそう
といったところでしょうか。たいていはお土産さんか旅行会社か絨毯屋などの商売関係の人ですが、「買わない、いらない」といっても彼らは気にしません。

自分がやって一番無難だったのは、挨拶だけして「忙しい・用事がある」と笑顔で断る方法でした。無視も有効のようですが、歩みを止めず、挨拶をする方が私は楽でした。無表情に無視する、というのは私にとってはかえって疲れます。また、全く完全な無視をすると罵声を浴びせられたり捨て台詞を言われる、など不快な思いをする可能性もあります。
(しかしこれだと「いつならいい?」と聞かれます。適当に「後で、明日」とか言ってるとそれは約束したことになります。おかげで私は彼らを避けるため、ホテル周辺での通れる道がどんどん減っていきました)



 イスタンブール・スルタンアフメット

特に
顕著だったのはスルタンアフメット(イスタンブールの旧市街)です。カッパドキアやアンタルヤでも多少苦労しますが、スルタンアフメットの比ではありません。でも最近(2005年)行った時が一番マシな気がしました。年々治安はよくなってるのかも??

彼らはあくまでも声をかけて交渉に持ち込もうとしているだけです。いきなり路地裏に引きずり込まれたり、強盗に襲われたりする心配はあまりないと思います。その意味ではスペインやフィリピンを旅行した時の方が緊張しました。

日本人女性が特別視される理由は色々あるようです。お金・身体・精神的幼さ・ルーズさとか色々。顔・外見は関係ありません。私を含め、あらゆるジャンルの日本人女性に声をかけます。それはもう、見事にプロだと思います。

ほとんどの旅行者が遊びで来てる訳ですし、レジャー中に何をしていても個人の自由だと思います。トルコ人+日本人女性の組み合わせもかなりいます。正直その組み合わせにカフェやレストランで鉢合わせると、気まずいですけど。なぜだか。

私も旅行中にトルコの人とご飯を食べに行ったり、お茶を飲んだりしましたが、なるべく年頃の男性と2人きりにならないよう、気をつけました。もっともこちらが「年頃じゃない」と思った12歳くらいの少年も、年頃だったようで、この辺の判断は難しいです。私はその後年頃の基準を10歳くらいまで引き下げましたが・・・。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たる的な人がわんさといる場所なので、当たった人も多いと思います。そういうこともあります。
ただ、自分の意思に反して危険な目にあったり、お金が絡んでピンチに陥ったりするという話も聞きますので、その辺だけは充分注意するといいかもしれません。後で失敗した・騙されたと思うのは悲しいと思いますので。

イスタンブールの旧市街は京都と新宿歌舞伎町が一緒になったような町だと思ってます。街並みは魅力的だし、見所もいっぱい。でもスレてる人が多いです。しかしそれはそういう商売を長年やってる人ばかりなので当然なのかもしれません。
旅行者として訪問した時に、それを前提に行動すればいいのでは。
中にはもちろんいい人もいるでしょう(どんなところでもいい人はいますし)。観光客に話しかけてくる人は、だいたい仕事中の人です。我々と話をするのが仕事の一環なんだと思います。

 オハナシ@
いつも行くインターネットカフェでのこと。日本語OKなそこにはらくがきノートなるものがあり、結構な数の日本人の書き込みがありました。その中で印象的な書込みが・・・
「トルコにまた来ました。実はカレに会いに来ました。ここにいる間、カレとの関係をなんとかはっきりさせようと。でも結果は
惨敗です。これからカレに絨毯を返しに行きます。神様どうか勇気をください。」
正確な語句は違うでしょうが、だいたいこんな内容でした。神様は勇気をくれたんでしょうか・・・。


 オハナシA
同じ宿に泊まっていた日本人女性と一緒にアヤソフィア前を歩いていた時のこと。例のごとく、客引きのお兄さんが話しかけてくる。かなり押しの強い相手なので、普段はしない無視をした私。でも全く諦めずに100mくらい話しながらついてきて、最後に日本語でここには書けない(自主規制)コトバで罵倒されました。結構びっくり。日本では暗がりで女子児童に向って変質者が言うような言葉です。かなり気分が沈みました。この気分を浮上させるために、我々は一杯のみに行かねばなりませんでした。

 結局のところ
色々いや
な話を書いてしまったので、トルコに行くのいや!とか思われたんじゃないかと心配です。
私はこれまで4〜5回トルコに行きましたが、年々旅行が楽になってきました。初回の時の苦労は今はしないでしょう。
実のところ、初回は失敗続き。スルタンアフメットの特殊さも、そこで商売をする人は普通と違うということもわかってなかったので、いろんな意味でショックが大きかったです。あちこちで今よりも気軽にチャイを飲み、彼らなりの理屈を聞かされることもよくありました。年を追うごとにまずいことと大丈夫なことの判断がついてきました。いまだに失敗ゼロというわけにはいきませんが。

2005年旅行時に出会った日本人女性は、初めてのイスラム圏・初めてのトルコでした。私は自分を思い出しましたね。
なんとか彼女にトルコを好きになってもらいたくて、一緒にお買い物や観光に行ったり、声をかけてくる人にはお引取りいただいたり、近辺の特殊さを話したりしました。余計なお世話かもしれませんが、情報というのはあるとないのでは大きく違うと思います。幸い彼女は色々あったけど、トルコを気に入ったようです


宿泊

Hotel Historiaホテル・ヒストリア
イスタンブール・スルタンアフメット
ホームページ
1泊約40$/朝食付
ツインのシングルユース
3連泊でのディスカウント
部屋により金額が違うようです。私が泊まったのは下のほうの階の部屋。窓の外は裏庭(?)だったので、安いほうの部屋だと思います。掃除は清潔、インテリアもかわいらしく、朝食もスタンダードなトルコ朝食。一人旅の女性にもお薦めです。
★1998年に宿泊した時の情報です。
Hotel Yunus Emreユヌスエムレ
イスタンブール・スルタンアフメット
ホームページ
1泊約3500円
/朝食付
ダブルのシングルユース
2000年と2005年に宿泊しました。日本人宿泊客が多く、情報交換や食事の友を探すのが比較的簡単です。2000年はシングル2000円くらいだったが、2005年には3500円くらいの部屋しか空いてなかった。値段では疑問が多く、同宿の日本人女性もネットで予約したのに、その予算の部屋が空いておらず、割高の部屋に変えられたとのこと。フロントのおじさん(若くない方)とはしっかり値段の確認をする必要があるでしょう。ちなみに、このおじさんセクハラの気があるので、気の弱い方にはあまりお薦めできません。宿自体の問題というより、フロントのおじさんの問題なので、人によっては判断が分かれると思います。でも3500円出すなら、もっと格上で快適な宿が周辺に色々あります。
new Backpackers
イスタンブール・スルタンアフメット
 ホームページ
1泊30$
/朝食無
ダブルのシングルユース
4連泊でのディスカウント
2005年宿泊。カフェ+ドミトリーの建物/ランドリー+ホテルの建物に分かれています。あくまでホテルをお薦めです。1階につき2部屋しかなく、ドミは混んでいたようですが、ホテルはがらがらでした。部屋は赤基調できれい、道路側は全面窓なので日当たりもよいです。TV、シャワー、トイレつき。2005年4月当時は目の前の道路が工事中だったため、やや歩きにくいですが、工事が終了すれば快適に過ごせると思います。夜は隣がカフェなので、若干騒々しいです。フロントはないので玄関と部屋のカギをもらい、出入り自由。普段はほったらかしなので、個人的には気に入りました。
Pansiyon Atelyaアテルヤ
アンタルヤ
ホームページ(予約サイトです)
1泊20$
/朝食付
ダブルのシングルユース
重要文化財に指定されているというSクラスのペンション。建物も部屋もかわいらしく、すごく素敵。2000年に宿泊。朝食は中庭で食べるんだけど、ぶどう棚の緑がいっぱいの中庭にはネコやカメがいて朝から楽しく過ごせた。ただ、真夏に泊まった為、夜は寝苦しく、シーツに身体をつけられないほど暑かった。季節を少しずらせば、かなり快適かつ素敵に過ごせると思います。プチホテルみたいで、とてもいい宿でした。アンタルヤに行ったら、また泊まると思います。
Otel Tahsin Bey Konagi
タッシンベイコナウ

サフランボル
ホームページ(予約サイトです)
3連泊で約8000円
/朝食付
ダブルのシングルユース
キルトのようなベットカバーに床にはキリムがあちこちひいてあります。階段で靴を脱いで部屋にあがります。サフランボルの伝統建築をそのままいかしたSクラスの宿。予約なしでしたがシーズン外だったためさほど宿泊客がおらず、金額もかなり安くしてもらえました。外は雪が降る寒さでしたが、建物の中はあたたかく、快適にのんびりできます。トイレ・シャワー付、かなりきれいに掃除してありました。宿の人はご家族なのか、皆物静かですが常に気を配ってくれます。適度な距離をもってくれ、顔をあわせるとにっこりしてくれる、とても快適で居心地良い宿でした。2005年の旅行では、一番の当たり宿でした


    
















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