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航空券の購入 旅行歴初期のころ、航空券購入はもっぱらABロード雑誌版をすみずみまで見比べて・・・という方式でした。 現在も雑誌は出てますが、ネット版ABロードがあるので、購入することはなくなりました。最近、旅行用の航空券は主に以下のサイトをちょろちょろっと見て購入しています。
ホテルの予約 旅程が長い場合、基本的には事前予約をしていきません(ルート自体決まっていない事が多いため)が、4〜5日以内で滞在が1か所のみの場合、また、同行者がいる場合は予約をして行きます。
海外旅行傷害保険 幸いにも数十回の旅行の間、保険の請求をしたのは1度だけ。フィリピン帰国後に体調が悪くて近所の医者に行った時くらいです。でも旅行に行く前には必ず保険をかけていきます。 一番多いのは、スカイライナー乗り換えの日暮里駅にて、保険会社のカウンターで申し込むこもの。5分でバラ掛けの立派な保険証書ができあがります。→現在このカウンターはなくなったようです(2006.3)。
10日以上の旅行では普通に保険に加入しますが、4〜5日程度の短い旅行では、クレジットカード付帯の保険ですますことも多くなってきました。私はシティカード利用なので、旅行の代金をクレジットで支払う必要があるのですが、保障はそこそこついているので便利です。 個人旅行を選ぶ、ということ
人によって価値観が違うので、どちらがいいかとは一概に言えません。ツアー向きの場所、個人向きの場所というのもあると思いますし。 また値段だけで判断できるものでもありません。 私はいつも航空券だけを購入し、あとは現地調達をしてますが、実際トータルしたら個人手配の方が高くつく場合もあるでしょう。つまり安いから個人で行くわけではないのです。(いずれにせよ1人ということは高くつきますが) ツアーというのはすでに出来上がっている旅行内容に自分を合わせるわけですから、ある程度の妥協が必要になります。行きたい場所にたくさん行くかわりに、行きたくない場所にも少しは行く。しかし個人で手配するよりも格安に、ランクの高いサービスを受けられます(つまりお得です)。 世話人(ガイド・添乗員)がついているので、ピンチにおちいることも少ないと思います。何よりもすべての旅程があらかじめわかっているため、安心して日々を過ごせます。 ツアーで外国に行く事で、不安が少なく、安全である程度快適な旅行が保障されます。 反して個人手配ということは、不安と失敗と意外性の連続になりかねません。 電車やバスを間違えるなんてしょっちゅう。ただ観光の目的地に行くにもツアーの倍以上の時間がかかっているに違いありません。 深夜の空港にぽつんと降り立った時の不安(no送迎 noホテル no現地語)はいわく言いがたいものがあります。 そしてすべてを自分で手配しなければ、物事が全く進まないという現実。確かに面倒です。気力も使います。バケーションに来てるのに、普段以上の注意力と体力と語学力を必要とされます。 しかし究極の自由を味わえます。 どちらを選ぶかは人によって好き好きです。 私はツアーも個人も経験しましたが、やはり個人旅行が向いているようです。 団体行動が苦手で協調性がなく、乗り物酔いもしやすい上に睡眠時間が異常に長いです。そして上記個人旅行のさまざまな手配を、そんなに面倒だとは思っていないので。 ちなみに現在ツアーの中でも人気のあるスケルトンツアー(航空券+ホテルのみ)もあまり・・・。理由はホテルがつまんないから。フロントでキーを受け取るだけのビジネスライクな宿泊は、全く刺激がありません。 ある程度のレベル以上のホテルにありがちな、先進国的サービスは日本で普段味わっています。海外に行った時はもっとカジュアルな雰囲気の宿に泊まる方が楽しいので。
貧乏旅行。よく聞くコトバです。 安宿に泊まり、現地の屋台や食堂で安いご飯を食べ、移動はタクシーではなく歩く、もしくはバスか列車。買物をする時は明るく、しかし執拗に値切りまくって少しでも現地価格に近づけようとする・・・。私のイメージする貧乏旅行です(もっとヘビーなものもありますが)。実に私がやっていることです。 でも私は自分の旅行が貧乏旅行だとは思っていません。 そもそも行きたいと思う国に自分のお金を使って出かけることができる時点で、世界の中では恵まれた方の人間だと思っています。旅行中に会う現地の女の人は、まずそれはできない境遇の人がほとんどです。 何ヶ月かハードに働けば、海外旅行用のお金がサクッと溜まる日本と違い、彼女達は必死で働いても自分の国から出て外の世界を見ることはできないでしょう。その国の経済が飛躍的に向上しない限り。 バックパッカースタイルの旅行は、日本人の平均的旅行スタイルに比べると、貧乏旅行かもしれません。 しかし一歩現地に入れば我々旅行者は金持ちだと思います。 もっとも、客観的に見て金持ちだったとしてもお金が無尽蔵にあるわけではなく、予算というものもあります。 日本的感覚からすれば安い!と思っても、さらに現地価格に近づけるべく、努力はしています。後から来る日本人のためにも。そうしないと、観光客プライスの中に、さらに日本人価格なんてものができかねませんから。
個人で海外を旅行するようになって初めて安宿の存在を知りました。あと、ドミトリーも。 ホテルと安宿、私はどちらも使います。しかし基本的には安宿派で、ホテルには何か付加価値(歴史的建物だとか古民家や古城とか全体的にかわいい!とか)がない限りあまり泊まりません。 安宿と言っても泊まると気分が暗くなるレベルの低い宿から、部屋の中は中級ホテル並までさまざま。 宿の探し方は @ガイドブックでチェックした宿を探す A飛び込みで探す(安宿街というものがあり、たいてい何軒か固まってます) B客引きについていく C観光案内所で紹介してもらう になります。今のところ宿が見つからず野宿になったことはありません。 宿では空き・値段・オプション(朝食など)の確認をした後、必ず部屋を見せてもらいます。そしてお湯も出るか確かめます(しかしその時出ても、後で出なくなることがあるのであなどれない)。 個人的な基準は清潔(掃除がしてある)でお湯が出て、窓があって、ある程度のスペースのある部屋ならOKです。・・・ぜいたく言ってられない場合は、だいぶ妥協もします。 ホテルの場合ですが、探し方は @ガイドブックでチェックした宿を探す A飛び込みで探す です。安宿を探していて、偶然入ったホテルが思ったより安くてすてきな場合、そっちにすることもあります。 ホテルは少し優雅になるし、いやなことが重なって気分を上向きにしたいときなども有効です。また、同行者がいる場合は圧倒的にホテルが多いです。 なお、ホテルにせよ安宿にせよ、私はガイドブックやインターネットの情報を参考にすることが多いですが、そこに記載されている金額はあくまでも参考程度のことが多いです。 旅行先や季節にもよりますが、直接宿に行ってみた場合、ディスカウントというのはかなりの確率で期待できます(逆に値上がりも結構あります)。また、ガイドブックなどの内容と自分で実際に見た印象が違う場合も多いです。 ちなみにこのHP上で紹介しているホテルも、私が宿泊した時点の、私の印象を書いてあります。時間がたつとホテルの状況が変わるのは当然の話で、私もすごーく気に入った宿に久しぶりに行ってみたら、うらぶれたホテルになってしまっていた・・という経験は何度かあります。 「アットホームな雰囲気」「宿の人が感じいい」などのソフト面で優れた宿は、人が変わるとホテルの印象も変わるわけですし。逆もありえますが。 飛行機・空港での過ごし方
乗り物に酔いやすい私の、機内で少しでも酔わない方法をご紹介。 車・バスはいうに及ばず、普通はあまり酔わない電車や飛行機でも人によっては酔います。特に飛行機は私もはじめ「酔うまい」と思っていたのですが、酔ったときの悲惨さは他の乗り物の比ではありません。なんといっても降りられない。 その為、どんなに絶好調の時でも飛行機に乗る前には薬を飲むようにしています。暗示もあるかもしれませんが、搭乗前に酔い止めを飲み、搭乗後はほとんど寝ていればまず酔いません。 また、機内食は何があわないのか、たいてい酔いを増加させます。消化もあまりよくない。もったいないから食べる、ということを止め手をつけないか残すようになりました。また、飲み物もガス入りミネラルウォーター、100%オレンジジュース、お茶・紅茶にするようにします。機内にいる間は、なるべく身体に負担をかけない食事を心がけます。 あとこれは万人に効くかわかりませんが、オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘フルーツの香りをかいだり食べたりすると、酔いに効果があるようです。グレープフルーツを機内でむいて食べたりすることもあるのですが、難点は自分はとてもいい気分になれますが、他人に対してはどうかな。キライな人にはメーワクかもしれませんね。 *体質の変化か、最近は飛行機に乗ってもあまり酔わなくなりました。機内食があまり合わないのは相変わらずですが・・。酔い止めはほんの1〜2回分、お守り代わりに持っていますが、ほとんど使いません。
機内はものすごく乾燥している上、密閉空間に大勢の人間、エアコンの噴出し口の風が直接当たるなど、風邪引き要素がたくさんあります。身体を冷やさず、乾燥させないのが一番。顔や手には保湿のクリームや乳液をつけておきましょう。鼻から下をすっぽりと毛布にくるまり過ごすといいでしょう。(ホントはマスクをするとベストなんでしょうが・・・。) あと水分はしっかりと摂り続けましょう。食事時以外でもスタッフを呼んで飲み物をどんどん頼みましょう。恥ずかしがりやの人は機内キッチン(よくカーテンが閉まってる)に行って「飲み物ちょうだい」と言うとくれます。もっと恥ずかしがりやの人は、ペットボトルで飲み物を持ち込みましょう。 ちなみに乾燥のため、飛行機に乗ると髪の毛がぱさぱさのぺったんこの静電気になるので、ヘアクリームなどもちょっとだけ持っていると着陸前にちゃちゃっと直せます。 ☆ANA LatteというANAのアテンダントがご案内・旅ガイドに機内の上手な過ごし方というページがあります。サイトも全体的に参考になるし、時間があればぜひどうぞ。(女性向けです)
たいていの国際空港では、深夜便で着いた旅行者が朝まで空港ですごすことが可能です。深夜営業の店にいるもよし、ベンチや床で寝るもよし。ちなみに私も深夜0時前後に空港に着く場合は、町には出ず、たいてい朝の交通機関が動き出すまで空港で待ちます。 まあたいてい寝て待つわけですが、昨今の空港はセキュリティもしっかりして、空調もきいてる為、寝るのに問題はありません。しいて言えば、到着ロビーより出発ロビーの方が過ごしやすいです(一般のわけわからん人が少なく、旅行者が多いため)。 なるべく他の旅行者が寝ている場所の近くにしましょう(特に女性のみの場合)。ごろんと横になれそうなベンチがあればラッキー。荷物を枕にショールを毛布にして眠ります。神経質で繊細な人は「明るい・物音がしてる・他人に見られる」が気になって眠れないかもしれませんが、無神経な人は大丈夫でしょう。 世界の空港夜明かし事情 〜夜明かししてみたいくつかの空港についての個人的な感想
上記は私が夜明かし(もしくは6〜8時間以上を過ごした)空港の数々です。 空港内で夜を明かすことはさほど難しくはありません。しかし、ベンチや床(私は寝たことはない。シェルフがないので。)で寝るのは寝心地がすこぶる悪く、横になれるほど親切な作りのベンチを置いている空港はまれです。 また、治安の心配のある場所は避けるにしても、荷物や貴重品には十分注意の上、すやすや眠るべきでしょう。私はたいてい荷物・大を枕に、荷物・小は抱えて眠っています。 6〜8時間以上の滞在となれば、おなかも空きます。空港なので必ず食べるものはありますが、選択肢も少なく胃腸に厳しく、高い物が多いです。特に一人だと大きな荷物を持って食べ物を探し回る・・という疲れる事態に。 私は空港滞在がわかっている時には日本から食べ物を持参します。たいていは成田でおにぎりやおすしを買うくらいですが。
女性一人旅事情
初めて海外に女性一人で出ようとする人が一番気になるのは「安全であるか」ということではないでしょうか。 その国に行って大丈夫か。危険な目にはあわないか、悪い人もいるのでは。コトバの問題はどうしよう・・・。 我々の住む日本という国は確かに世界でも有数の安全な国だと思います。自分が長く住んで慣れているから、という理由を差し引いても、街の危険度というのは低い方だと思います。そんな国から海外に一人で出て行くわけですから、不安に決まっていますよね。
旅行というのは普段以上に大金を持ち歩きます。 ホテルのセーフティーボックスに預けられればそれでもよいのですが、私が泊まるレベルのホテル(というか宿)には、そんなシステムがありません。 個人旅行者に多いのは貴重品入れの利用。 首から提げたりお腹に巻いたり、ズボンやスカートにクリップで留めるタイプも。薄手のポーチ型で、パスポートと現金をしまっておくのに便利です。いつも自分の身に着けていれば安心感も倍増なのでは。これにより、外出中や荷物を預けた際の盗難から貴重品を守れます。 (しかし、言い難いですが私は使っていません。貴重品用ポーチは普通の街歩き用カバンに入れて持ち歩いています。以前はクリップ付き貴重品入れを使っていたのですが、違和感がいやなのと出し入れが面倒でやめてしまいました。貴重品ポーチはカバンの内側に安全ピンで留めていますが、防犯の意味では全くおすすめできません。今まで治安に絶対的な不安のある場所に行っていないからすんでいる方法でしょう。) そしてスリや詐欺。 これはありがたいことに、その国によって代表的な手口が決まっているようです。 たいていのガイドブック、外務省の海外安全HP、旅行の情報掲示板や旅行記にも書いてありますので、自分が行く国の犯罪の傾向について、事前に調べておけば危険度はぐっと下がると思います。 よく言われることですが、盗難やスリ、金銭的なトラブルは遭いやすい人とそうでない人がいるようです。犯罪者にとっては「狙いやすいタイプ」というのがあるようで。 だいたいまとめると「物慣れていない、初心者的なスキのあるタイプ」が遭いやすいようですが。しかし初めて歩く海外の町中で、スキのない物慣れた様子で歩ける人はそんなにいないのでは。 物慣れた様子というのは身につけにくいかもしれませんが、隙のない行動は注意すればできるかも?すなわち、常に警戒しながら行動する、貴重品から目(と身体)を離さない、人を見たらドロボウと思う・・・。う〜ん・・・。 絶対的な方法があれば、私も知りたい。
買ったお土産が他の店より高かった!というかわいいものから、タクシーやボートなどの乗り物に乗ったがいいが、最後に金額で揉める(場合によっては身の危険も)などまで、様々あります。 定価販売に慣れてる我々としては、「モノの価格が決まっていない」ということがやりにくくて仕方がない。また、価格も現地人価格・外国人価格・日本人価格など、色々あるようでさらにいただけないのです。 確かに他の人が100円で購入しているものを1人だけ1000円で購入するのもいやなものでしょう。 現在はガイドブックや旅の掲示板など、標準価格を調べやすいルートがありますので、事前に調べておくのもいいことだと思います。また、同じ商品についてあちこちのお店で価格を聞いてみると、だいたいの価格がつかめます。 しかしこれは時間がある人の場合で、そこまで時間がかけられない&交渉もいやな場合はスーパーマーケットや高級ホテルのショップなど、定価で販売しているところもあります 交渉して価格を決める国の場合、「絶対に現地の人と同じ金額か定価じゃなきゃ買わん!」と思っていると、なかなか苦労するかもしれません。 いずれにせよ、せっかく海外に旅行に出ているのだから欲しいもの、食べたいもの、ぜひ行きたい所、しておきたい経験などたくさんあると思います。ゼニカネの問題で台無しにしたくはないもの。 余談ですが、私は日本でもモノを売る仕事をしており、さらに金銭感覚が通常より低い(まあ、けち)です。そのため、売買の場面では非常にしみったれた人間となり、今まで欲しいと思ったけど金額の折り合いがつかず、諦めたものや経験が数多くあります。険悪な雰囲気にもなりがちです。 こう考えると、多少高い値段でもゆったりとした気持ちで旅行を楽しみ、かつ欲しい物を持って帰れる旅行者の方が幸せではないか?とも思うのです。
チカンやセクハラ、ナンパやレイプ・・海外での一人旅では特に気をつけておきたいこれらのもの。 チカンやセクハラ、これは一人で旅行する限り避けて通れないと思います。 しかし、きっぱりはっきり「やめろ」と言うことでたいていは収まります。言った後にも強引に続ける相手に、今のところ会った事はありません。 日本ではあまり物事をはっきりと言わない習慣が私もついていますが、海外に出るとこの辺の感覚が少し変わります。頼りになるのが自分だけなこと、あいまいな表情やニュアンスでの意思の疎通がムリなことを考えると変わらざるを得ません。 宿でのトラブルについて。 残念ながら私の宿泊するレベルの安宿は安いだけにトラブルがありがちです。宿泊前に宿の様子を見て決めるようにはしますが、100%当たり!とはなかなかいきません。 安いということは、施設の設備や食事だけでなく、自分の安全や従業員のレベル(人柄という意味ではない)までも犠牲にしてるということです。もちろん何のトラブルも起こらず、快適に過ごせることの方が多いのですが、多分トラブルに遭う率は高級ホテルより多いと思います。 安宿に泊まる時は特に貴重品の取り扱い(見せない・ほったらかしにしない・他人を部屋に入れない・掃除タイムには貴重品は持って出るかカギつきのカバンに)と従業員との距離の取り方に気をつけます。 宿の従業員によるセクハラもありがちなトラブルで、これも基本的にはNOと言う事でたいてい解決します。しかし気の弱い人やNOと言えない人には簡単なことではないような。 大変でも自分を助けられるのは結局自分です。がんばって対処しましょう。
一人で海外を旅行するにあたり「絶対的に安全な方法」などはないと思います。 結局、色んな経験や知識を得て、より快適に旅行ができるようになるのでしょう。このHPを作るにあたり、かなり初期の頃の自分の旅日記を読み返してみると、ちょこちょこといやな思いもしているようです。毎日グチグチ言ってますし、自分の判断に自信をなくすこともありました。 でもそうやって経験→失敗→学習を繰り返しているうちに、少しずつ快適な旅行ができるようになってきたのでしょう。過去の経験があって今の自分がいるわけで。 しかし、事前に情報を知っていればしなくて済んだ苦労もありました。だから情報は大切だと思っています。 かなりの数の人が同じような体験をしているのであれば、そこから学び取れることも多いと思います。現在ネット上では結構な数の旅行記・現地情報などのサイトがあります。これらにサラっと目を通すことで少しだけ快適な旅行に近づけるかもしれないと思うのです。 |
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