世界個人旅行的記録タイ→タイ2008

2008年6月 4日間のバンコク旅行

バンコクのみに正味2日ほどの滞在という、短い旅行。中華圏未踏で韓国・台湾等に行った事のない私にとっては、今までで一番短い旅行だったかもしれません。
今回は特に観光もしないつもりだったので、ガイドブックは「完全女子向けかわいい街歩きガイド」のララチッタ・バンコクを持って行きました。
お店・レストラン情報満載、地図もなかなか良いですよ。

日本ーバンコク間

ノースウエスト航空のマイレージを使いました
マイレージ利用は何度かやりましたが、東京ーバンコク線は人気が高く、今まで2万マイルのパークセーバーはなかなか取れませんでした。でも何度かチェックしている時に、偶然すぽんと空いている時がありまして・・・運ですね。

カオサンに2〜3日滞在して、おいしいもの食べて少し買い物して・・程度の予定だったため、荷物は普段使っている大きめのショルダーバック1個。服装もいつものスカートとシャツとサンダル。去年のインド行きとはえらい違いです。

バンコク到着は深夜なので、空港を出たのは24時過ぎ。旅行に出ると必ず体調を崩す、というパターンを最近繰り返していますが、今回もまた鼻がグズグズし、ノドも痛くなってきたので、おそらく風邪をひいたのでしょう。
ムリはいかん、というわけで、すぐに空港からタクシーを拾い、カオサンへ向いました。

カオサンに到着すると、深夜過ぎにもかかわらず、遊んでいる人でいっぱいです!
実にここへ来るのは5〜6年ぶり?不思議な事に、以前は活気があって自由で楽しい雰囲気に見えたカオサンが、若干さびれた空気を帯びているように見えました。お店や建物が古くなっているからか、それとも、自分自身があの頃と見る目が違ってきているからなのか。。


宿泊

本当はチャクラポン通りの向こう側、通称「お寺周辺」の宿に泊まりたかったけれども、人気の高いエリアの上、希望のゲストハウスには朝のチェックアウトの時間に合わせて行かないと空室はない・・という情報が多かった為、あえてエリアから離れたぽつんとある宿を選びました。

部屋自体はコンパクトですが、必要な機能(トイレ・シャワー、TV、鏡台テーブル、Dベット)は揃っています。写真右上にあるナナメに設置されたTVに、毎回頭をゴツン!とぶつけてしまうのが難点と言えば難点か。。
ここは室料のみで550Bでしたので、最近カオサンロードに出来始めたこぎれいなゲストハウスとしては標準価格かもしれません。
朝食はお寺エリアにあるカフェレストランでとりました。カオサンにも朝食が食べられる場所はたくさんありますが、緑が多くて眺めの良い寺周辺の方が朝ごはんにはぴったりです。


マッサージ


いくつものマッサージ店が軒を連ねるカオサンエリアですが、私が毎回使うのはCHAIDEE MASSAGEチャイディーマッサージ。日本人オーナーのマッサージ屋さんで、そのサービスも日本人好みかも・・。スタッフにはニホンゴOKの人もちらほらいて、お客さんも入れ替わり立ち代りやってくる、なかなかの人気店です。

クラシックなタイ古式マッサージがメインメニューですが、2時間たっぷりお願いしても1000円程度と、タイは実に天国のような場所ですね!足マッサージ30分、タイ古式マッサージ1時間、といった組み合わせメニューもあります。
タイ古式マッサージは、普通の指圧マッサージとは違い、こちらの身体をあちこち折り曲げたり伸ばしたりひっぱったりする、少々アクロバティックな動きが特徴です。身体が硬い人は辛いかもしれません^^;

ちなみに、今回行って見たらCHAIDEE HERB RELAXINGチャイディーハーブリラクシングという別店舗もできていました。こちらはアロマとハーブを使った個室でのリラクゼーションマッサージが主体のようで、こちらも良かったですよ。



バンコク街歩き

カオサンからバンコクの中心部へ行くにはバスの利用が便利です。
タクシーもバンバン走っていて、値段も日本に比べたら非常に安価なので、人数多い場合は、タクシー利用の方が良いかも。。
いずれにせよ、私は1人なのでたいていはバス&高架鉄道&地下鉄の利用で済ませていました。

カオサンからサイアム方面へは、47番か15番のバスが多くて便利(ただし、エアコンではないので暑い)。
アナウンスもないので、窓の外をじじーっと眺めてここぞ!という場所で降りるしかありません。中心地に来ると大きな複合ショッピングビルだらけで、すぐにわかるとは思います。
ナイトバザールへもバス&高架鉄道&地下鉄の乗り継ぎで行きました。まあ、ストレートにタクシーで行っても数百円の距離なんですけどね。。

←タイの地下鉄のエレベーターは長い!そしてなぜか早い!落ちそうで怖くなる。。
すっごく安くモノを買おう!!という意気込みで行くのでない限り、中心地のショッピング集中地帯は見ていて楽しいです。昔と違って、種類も増えたし、おしゃれなものも多くなったし。。
インテリア用品や雑貨などは、完全に観光客向けに用意された高級品が目につきますが、ゾウのクッションなど、やはり高級インテリアショップにあるものの方がデザインも良く、品も良さそうでした。

そういったビル群にはやはり小奇麗で入りやすいレストランがたくさん入っており、屋台とは違った楽しみ方もできます。

今回は体調が悪かったこともあり、しょっちゅうあちこちで休憩をしましたが、スターバックスの数が増えているのには驚きました。そしてそのメニュー内容と金額が思ったよりも高いこと(コーヒー1杯2〜300円程度しますので)、そういった場所で気軽にお茶するタイ人がとても多いことに。。
今まさに高度経済成長中なんだなあ・・というのをまざまざと見せられた気がしました。

結局、雑貨や洋服、靴などの買い物はほとんどナイトバザールでしました。ここは私のイメージする「バンコクの買い物」ができる場所でしたので、見て周るのも楽しかったです。
もっと有名なのはウイークエンドマーケットですが、そっちは週末しか開催されないので、未だに1度しか行った事はありません。

ナイトバザールはそこまで規模は大きくありませんが、何台もの大型観光バスが乗りつける、バンコクきってのお買い物市場です。
市場の中は大まかなジャンル毎に分かれており、全部見て周るとそうとう時間がかかると思います。
また、値段は交渉可能ですが、それも相手(店)によりけり・・・。法外な値段から始める人もいます。
ちなみに、サンダルを購入しましたが言い値3500円、決着900円でした。これでも高めで買ったと思います。この時も体調が悪く、値切りにもキレが見られなかったかも・・。

なんだかんだ言いながらも、アクセサリー、サンダル、服、クッション、テーブルランナーなど、色々買ってしまいました。


←ここはナイトマーケットの中でもオサレーなインテリアグッズ、家具などを扱う高級品通り。写真も撮っちゃダメと言われました^^;
ところで、オイルマネーの恩恵に与る風体の観光客もちらほら見かけましたが、アジア式商法とアラブ商法、どっちに分があるのか、最後まで見ていたい気がしました。彼らから見ると、日本人なんて全くのひよっこなんだろうな〜・・・。

食べ物

今回はあいにく体調が思わしくなく、胃袋満腹になるまで食べまくる・・とはなりませんでした。普通にお茶して、ご飯食べて、たまにビール飲むくらい。。体調が万全ならもっと色々食べたり飲んだりしてました!

タイの食事は何が楽しいって、やはり屋台がそこらじゅうにあることでしょうか。
車を引いて移動する簡易的食べ物屋さん(果物、スナック、麺類など、小腹が空いた時用)がとても多い。そして、ランチタイムなどあまり関係ないらしく、ほぼ早朝から深夜まで、何か食べたい、と思ったら食べるモノが手に入ります。
カオサンロード周辺の屋台は「安い」と言われますが、中心地のビル群辺りにある屋台に比べたら確かに安いかな。。

ちなみに私は果物と生絞りみかんジュースをよく買います。
果物はスイカ、パイナップルなどカットしたものが6〜70円。みかんジュース(マジうまです)は小60円、大100円くらい?タイの果物・ジュース類でおなかを壊したことはないので、どんどん行っちゃいます。

このような屋台の食べ物を食べるたびに、激しく「ここに住みたい!」と思うのです。


←ずらりと並ぶ夜の屋台。パッタイ(やきそば)や焼き鳥、果物など、たいていは100円以下のものが多い。

猫事情

番外ですが。。
タイの猫はスマートで自由でのびのびしているコが多い。町猫がのんびり闊歩し、あちこちで仔猫がウロウロし、ちょっとした小皿にご飯を置いてもらっている様子を見ると、タイは豊かな国だな〜・・と思います。

日本は野良犬はもう存在しなくなりつつあるし(少なくともうちの近所は)、そういう部分で少しずつ息苦しい国になってきている気がするのです。。


数年ぶりのバンコク


たった2日しか時間が取れず、しかしながら、たった2日でも身体にパワーを充電できる特別な場所です。

バンコク好きな旅行者は結構多いようですが、実は私もその1人。他の国や都市には感じない「愛着」をバンコクに感じています。理由はわかりません。初めての1人旅がここだったから、と言うのもあるかもしれませんが、それだけではない気も。

初めてタイに行ったのはもう10年以上前になりますが、それから考えると確かにバンコクはすご〜く変わったと思います。街並みが目に見えて変わった。タイバーツも強くなった。人々の外観も、なぜか人種も変わった(今回は特に多民族都市に変わったように見えました)。売っているモノも変わった。食事のスタイルも変わった。空港も変わった。カオサンも変わった。。
何でもかんでも変わったように見えました。
でも変わってしまって残念・・とは全然思いません。変わってもとても好きな場所には変わりないのです。
たぶん、これからもそうでしょう。

また、来年時間が取れたら、ほんの少しでも良いから行きたいです^^

















inserted by FC2 system