世界個人旅行的記録→フィリピン(マニラ)
フィリピン(マニラ) | 旅行記2004 |
フィリピン基本案内 日本からのアクセス、現地基本情報など |
フィリピンに行く前に/おすすめのサイト 外務省海外安全HP 思ったより色々出てます。必ずチェックしましょう。 |
||
食べ物 個人的おすすめフード in フィリピン |
|||
マニラ観光案内 褒めちぎる部分が少ないですが。。 |
|||
女性一人旅事情 フィリピンでの一人旅ってどうでしょう |
|||
宿泊 マニラで宿泊した中級ホテル。日本から予約しました。 |
|||
★フィリピンはマニラに4泊したのみなので、内容はマニラについてのみになります。 |
フィリピン基本案内 | |||||
日本から? フィリピン航空と日本航空(JAL)が直行便を飛ばしています。ノースウエストも直行便となりますが、到着時間が夜になるのがあまりよろしくないため、私はフィリピン航空にしました。午後の早い時間にマニラに到着する、なかなか良いフライトです。日本〜マニラは4時間弱なので、とても早くついた印象があります。 第三国を経由する便では、台北経由のエバー航空が割合安価な値段で出ています。 見どころ? ビーチ。 本来フィリピンを観光・遊びで訪問するなら、まずビーチに行くのが筋でしょう。ビーチリゾートの美しさは(写真で見る限り)他のアジア諸国と比べても群を抜いています。ダイバーにとってもすごく楽しめる場所とか。。セブ島などハネムーナーに人気の場所もあります。 観光の目安となる世界遺産はフィリピン国内にいくつかあって、建物(ビガン歴史地区・マニラの教会群)や川や海の公園、コルディレラの棚田群など。 言語・民族・習慣? 公用語はタガログ語。地方によってはまた別の言葉を使っているとか。しかし、英語の通用度が他の国に比べてダントツに良いです。普通に観光客として滞在する限り、英語で充分な気がしました。 民族はマニラしか見てませんが、マレー系95%と言われるだけあって、皆同じフィリピン人に見えます。小柄で親しみやすい顔の人が多いので、威圧感がありません。 国民のほとんどがキリスト教徒とのこと、この辺も他のアジア諸国とは随分違う印象です。 |
|||||
食べ物 | |||||
アジアのわりに、あまり印象が良くない。マニラに滞在したので特に名物料理もなかった気がします。 宿泊したのがマニラでも便の良いエルミタ・マラテのあたりだったので、お店はたくさんあります。高級ホテルも立ち並んでいるので、ホテル内のレストランやカフェも利用できます。ファーストフードの店(ただし、外資ではなくローカルな)もあるので、気軽にご飯を食べる場所もあります。 しかし、おいしいもの・・となると以下のものしか思いつきませんでした。
・・・・他にもきっとおいしいものがあります・・・・・ |
|||||
マニラ観光案内 | |||||
機会があって旅行することになったマニラですが、他の東南アジア観光国に比べ、圧倒的に楽しめる場所が少ないです。とにかく「普通の旅行者」が少なく(そういう人は島とかリゾートとか、他の場所に行くでしょう)、観光名所に行ってもあまり華々しくありません。正味4日の滞在期間中、私が楽しんだのは以下のようなところ。 マニラ市内観光 宿泊したのはロハス通り(マニラ湾沿いの通り)に近いホテルで、市内観光は一日使って全て徒歩でまわりました。歩きでも余裕で周れます。 サンチャゴ要塞、マニラ大聖堂、サン・オウガスチン教会を見て、見所周辺にたくさんあるアンティークやお土産のお店をちらちら見ながら歩いても半日あれば十分です。教会はさすがキリスト教国。観光客以外に、お祈りしている人がたくさんいました。 パグサンハン川急流下りツアー 映画「地獄の黙示録」のロケが行われたという場所。映画見てないので、あまり実感ありませんでしたが、確かにボートの乗っているときはいつゲリラに襲われてもおかしくない雰囲気の場所も・・。 1日ツアーでマニラから日帰りが可能。どこのホテルのレセプションでも扱っているでしょうが、一人参加だと値があがるし選択肢も狭いので、近くの旅行会社に申し込みしました。しかも、参加者が増えるのを当日まで待ち、当日朝「今日行きますよー」の連絡が。でも行けたのでOKです。 マニラから現地まで数時間かかるので、川下りしてるのは2時間程度でも丸一日のツアーになります。昼食付き。 マニラのホテルにピックアップしてもらい、車で2時間ほどでパグサンハンのホテルへ。そこで昼食(ブッフェで内容は普通においしいです)、食後そのホテルの船着場からカヌーが長くなったボートに乗り込み、いざ川下りへ。 他のボートの船頭さんは若いのに、我々のはご老体。オールを漕いだり水に入って船を押したりするたびに「ぜーはー・・」と死にそうでした。 折り返し地点には滝があって、希望者はいかだに乗って滝の裏側に入れます。私は後先考えずに乗りましたが、滝の下では息ができなくてマジで死にそうになりました。息継ぎできないから泳げないんだし。泳げない人は要注意。 帰りは「私、今日は川に落ちました!」ってかんじになります。車の中はクーラーが効いているので、濡れたまま帰るとすごく寒いです。 マニラは都会なので、少し自然を味わえるこのツアーには参加して良かったです。緑がいっぱいの中に入ると、気持ちが良いです。 お買い物 もうどこに行っても必ず買い物しますので・・。 グロリエッタ、ロビンソン・コマーシャル・コンプレックス、ハリソン・プラザなどを見ました。 外国人向けお土産物を売る場所としては、マニラ地区の各教会周辺にアンティーク、民芸品、絵、お土産グッズを売るお店がちらほらあります。 ランプや絵などインテリアグッズに少し良いものがありましたが、全般的には他のアジア雑貨にやや劣ります。ランプは貝殻を使ったセンスの良いものもたくさんあって、荷物になりますが安いので買ってもいいでしょう。 洋服類は小柄な人ならいいのかも。特にサンダルはかわいくて安いので買おうと思いましたが、すべて21〜22cm程度のものしかなく、入らないので断念。洋服も上に同じ。大型ショッピングセンターにはたくさんの種類があるので、サイズが合えばいいのかも。 ちなみに、上記川下りツアーでもお土産のあっせんがありました。川の上で。お土産専用ボートが我々のボートに横付けになり、「買わないと動かさないよ」状態になります。でも買わなかったけど。 エステ・マッサージ アジア旅行ではマッサージが欠かせません。 宿泊したホテルでもマッサージの斡旋をしていましたが、電話で直接部屋に呼びつける、若い女性だけのなんだかちょっと違う意味のマッサージのようなので、近所の高級ホテルへ行ってきました。 ロハス通り沿いにあるダイヤモンドホテル。日本人ツアー客の利用が非常に多く、高級感があってとてもよいです。 ここにスパルームがあり、ジャグジー利用と全身マッサージを受けることができます。たまたま空いていたのか、ほとんど貸切状態でひろーいジャグジーに入り、サウナも使い、1時間のマッサージを受けました。個室でのオイルマッサージで、指圧はそんなに強くなく、心地良いです。これで約1700円。オススメです。 |
|||||
女性一人旅事情 | |||||
たぶん、フィリピン・マニラをひとり旅する女性はあまり多くないと思います。 そもそも日本を飛び立つ飛行機、マニラの空港の中と普段の旅行先とは少し印象が違っていました。まずおじさんが多い。女性が少ない。たまにいてもカップルで(たぶん、リゾート方面に行ってしまう方々)、とにかく個人旅行者やバックパッカー的な人が少ないのです!そして、おじさん&フィリピーナの組み合わせばかり。。 ひとり歩き(マニラ) 結局いつものように街中をふらふら一人歩きするスタイルでしたが、確かに他の東南アジアの国々に比べて、緊張感があったかも。事前の下調べでマニラの治安の悪さを注意するコメントが多かったから、先入観かもしれませんが。雰囲気として、気を抜けないという気がしていました。 とにかく貧しい、そして汚い、そして常に何かヘンな匂いがする・・。これらが緊張感とブルーな気持ちを生んでしまいます。歩いているといつも下水や排泄物やゴミや排気ガスのにおいがして、この貧しい雰囲気と匂いにめいってしまいました。常にその辺に人が寝ているし。 そして街を歩く欧米人おじさん&若いフィリピーナの姿が目立ちすぎ!確かに気分のいいもんじゃない。 ↑これらのことが頭の中をぐるぐるするから、なんだか純粋に楽しめなかった。 貧しさ・汚さに嫌悪するのは旅行者の勝手な考えであって、その国がずっとそうであった姿にケチをつけるのはずいぶん不遜な話じゃないか・・とか。余計なことを考えるので、街歩きをすると体力以外に頭も使い、結構疲れてしまいました。 治安という意味で、目に見えて不安があるわけではありませんが、空気に漂う緊張感があるんですよね。これって私が勝手に出している緊張感かもしれませんが。コトバでは表現しにくい。誰がいるから、とか何かを見たから、というわけではなく、空気の問題なので。 このため、夜は出歩きませんでした。普段は旅行中も気にせず一人歩きをしていますが、マニラでは日が沈むとホテルにこもる、を実践していました。 観光客向け商売人 観光客向けの商売の人は、少しでもお金をもらおうとします。どこの国でもこれは同じことですが、「今までそのやり方で結構もらったわね」って内容がちらほら。 空港〜ホテルまでクーポンタクシーを利用しましたが、これがまた高いのなんの!初手から儲けさせてしまったのですが、車の中でもツアーの斡旋をするし、ホテルに着くと「キモチ、キモチね」と何かをねだるし(どうやらキモチとはチップのことらしい)。いやもちろんあげませんが。 川下りツアーなんて、お金持った観光客しか来ないからか、財布しっかり握っとかないと大変です。途中の休憩所で缶ジュースを売ってるおばちゃんは、コーラ1本で300円!などと言ってくるので、値下げ交渉する気にもならない。水もなくて遭難しかかってるならともかくさあ。断ると、「船頭さん疲れた!船頭さんにあげて。キモチ、キモチ!」と(ま、またキモチ?)。 帰りの川の真ん中ではお土産船につかまり、買わないと動かさない、とばかりに船頭さんもタバコ吸いだしたりして。これもツアーの一環と思えば楽しめますが、でもねえ。欲しくないものは川の真ん中でだって欲しくない。もっといいもの売れば売れる(かもしれない)のに〜、どうしてこういう場面ではみんな木彫りのつまんない人形とか民芸グッズを持ってくるんだろう。 ツアーの最後の仕上げはもちろん船頭さんはじめ、船着場にたまたまいた人々からのチップ攻勢です。船頭さんはまあわかるけど、なんでたまたまここにいるアンタにあげなきゃならんのだ? ・・というわけで、川下りツアーではチップ攻勢が盛んでした。冷たく無表情で無視してた韓国人観光客を見習わないとなー、と思う気の弱い日本人観光客なのでした(でもあげなかったけど)。 |
|||||
宿泊 | |||||
|
|||||