世界個人旅行的記録→エジプト
エジプト | 旅行記エジプト2001 |
エジプト基本案内 日本からのアクセス、現地基本情報など |
エジプトに行く前に/おすすめのサイト 外務省海外安全HP 何はさておき、安全情報は必ず見ましょう。 |
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食べ物 2009.1追加 個人的おすすめフード |
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すばらしき哉、エジプト エジプトはここがすばらしい!と私が思っているところ |
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お買物事情 エジプトでのお買物はこんなでした |
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女性一人旅事情 エジプト女性一人旅はどう? |
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宿泊 2009.1追加 現地で宿泊した宿 |
エジプト基本案内 | ||||||||||||||||||||
日本から? エジプト航空の直行便が成田/関空から出ています。週3便の就航なので、曜日のチェックが要です。 また、ヨーロッパ経由カイロ行もあります。モスクワ経由のアエロフロートもたまにびっくりする安い値段を出しています。 見どころ? なんと言っても遺跡。古代遺跡のすばらしさは群を抜いています。ナイル沿岸に点在する遺跡をじっくり見て周るのも良いです。 また、サラサラの砂丘がどこまでも続く、イメージ通りの砂漠体験ができます。地中海都市特有の美しさのあるアレキサンドリアもぜひ訪れたいし、世界で屈指の美しさを誇る紅海でリゾートしたり、モーセゆかりのシナイ半島を訪れたり。とにかく見所がありすぎるくらいです。 言語・民族・習慣? 公用語はアラビア語。しかし意外と英語も通じる。他のマグレブ諸国と違い、フランス語優勢ではなかったから余計にそう感じたのかもしれませんが。 民族的な特徴かわかりませんが、強烈な人が多かったです。ゼスチャーしかり、押しの強さしかり、喜怒哀楽の激しさしかり・・・。 |
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食べ物 | ||||||||||||||||||||
残念ながらエジプトではあまりおいしい物にめぐり合えませんでした。それなりの名物はあるし、家庭料理はおいしいらしいと小耳に挟んだのですが、私くらいのスタイルの旅行者(女性・安宿・一人)だとあまり食べる機会はありません。その中で比較的おすすめ、かつ食べる機会が多いであろう食べ物をピックアップ。 2度目のエジプト旅行では、そこそこおいしいものを食べれました。ファーストフードではない、普通のカフェも増えた印象があり、お茶休憩も取りやすくなった気がします。私自身も食事の予算が前回よりもちょっと上がった・・というのもありますが。
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すばらしき哉、エジプト | ||||||||||||||||||||
エジプトはここがすばらしい!と私が思っているところ 遺跡!遺跡! 訪れる前から、憧れの国だったエジプト。 古代エジプトというコトバを聞くと、なんだかロマンチック。エキゾチック。 古代文明の中でも本・映画・マンガ・TVなどで最もよく紹介されている古代エジプト。小さいころからの刷り込みか、エジプト=ピラミッド・ツタンカーメン・王家の墓・王家の紋章・・などという構図が出来上がっていました。 実際に自分が遺跡の数々に立った時の感動は、他の国の遺跡の比ではありませんでした。レリーフのきれいに残った神殿に1人きりになった時、すごーく「地球の果てまで来ている」ことを実感しました。なぜかわかりません。 写真もかなり撮ってきたけど、遺跡と砂の薄い茶色、スカイブルーの空のコントラストは頭の中にはっきりと覚えています。 砂漠 私が滞在したのはスィーワオアシス。初めての砂漠体験でした。 何日か滞在した間に、砂漠ツアーは2回参加。金額の違いももちろんあったでしょうが、1回目の方が比べ物にならないくらい良かった。 1回目は4DWでドライバーは真っ白な砂漠ウェアー(かな?頭にターバンまいて、ずるずるーっとした衣装)で決めた寡黙なおじさん。参加者は私を含め、日本人女性3人。夕方出かけてサンセットを見て帰るツアーでしたが、周りに何もない、砂丘だけの場所までちゃんと連れて行ってくれた。本当の無音と砂丘砂漠を体験できました。 (残念ながら2回目は軽トラの荷台で6人程度で参加したためか、砂の砂丘じゃなかった。岩まじりだった・・・) 考古学博物館 カイロの有名博物館。 かなりの展示物の量で、1日で見るのは無理。私は3回通いました。それでも細かいものまでじっくりと見たわけではありません。超有名なツタンカーメン王のマスクも見れます。あと、ミイラ室などもありますが、博物館内でさらに別料金を取る、という念の入れよう。でも見た方がいいです。 これだけの数が国内に残っているけれど、なおかつヨーロッパなどに持ち出された美術品の量もすごいのでしょう。(大英博物館にも古代エジプト物はかなりあったし。あそこはホント戦争と略奪の歴史、ってかんじ) 全部がエジプト国内に残っていれば・・と少々残念にも思います。 旅行のしやすさ 観光立国だからでしょうか、個人旅行がしやすいです。 どこに行っても個人旅行者に会うため、出会いというものも非常に多いです。エジプト旅行での写真はなぜかいろんな人と写っています。たまたまかもしれませんが、エジプトで出会った旅行者はたいてい感じが良く、一緒にご飯やツアーや観光を楽しめる人たちが多かったです。 また、どんな場所にも安宿があります。金額もかなり安く、数百円で宿泊できます。 交通機関も公共のもので充分行動できます。市内はバスや電車、町から町へは長距離列車やバスなどがあります。タクシーもかなり安いので、頻繁に利用していました(料金トラブルもあまりありませんでした)。 エジプトの人々 喜怒哀楽が激しい・・。これはいい面なのか不明だけど、少なくとも私は不快ではありませんでした。 バスの中や街中で喧嘩してるの結構見たし、すーぐけんか腰になる人も多いし、反面やたらテンション高かったり、楽しそうだったりする人も多い。 いいな、と思います。日本ではありえないことなので、ないものねだり? 特に子供やティーンエイジャーなんか、普通でも感情の起伏が激しいでしょ? 小学校かなんかで子供の集団に囲まれた時、皆どんどんテンションが上がってきちゃって(いい意味で)、ちょっと収集つかなくなってしまった・・。コーフンして泣いちゃう子とかいたし、持ってたネックレスくれたりおかしくれたり、やたらめったら身体にさわったりくっついたりしてくる子も多い。女の子だからいいんだけどね。 女の子はホント、なつっこくてかわいいと思いました。 物価の安さ 定価販売じゃないので、はっきりとした物価がわからないのだけど、自分が旅行している上ではかなり安く過ごせました。アジアに比べても負けないくらい安いのでは?(2000年当時) ただ、値段が記載しているファーストフードなどでは別ですが、町中の食堂では観光客向け二重価格をしょっちゅう体験します。あるコシャリ屋では、たまたま相席のエジプト人のおばちゃんが「現地価格でいいんだよ!」(多分こう言ってる。アラビア語で)と押し切ってくれたから、おばちゃんと同じ金額払ったけど。 それにしても安い。 交通費・ご飯などは。(反面、観光客向けイベントである入場料・ツアー代金・お土産品は高い。普通より高いと思う)。 ・・・追加:2008年の旅行・・・ 前回の旅行から8年以上もたち、その間に私の方もかなり"すれた"旅行者になったためか、思ったほどのトラブルや不愉快な事はありませんでした。遺跡や見所など、前回は存在しなかった観光名所も誕生しており、エジプトは今でも進行形で色々なものが発見されているのだな〜と感動しました。 前回はちょっとお茶をするのにも普通のカフェで1人で入るのに抵抗がありましたが(男性ばかりなので)、今回の旅行では女性1人でもふらりと入れるいわゆる"普通のカフェ"がたくさんあり、町歩きもしやすかった。特にコーヒーを飲ませるカフェ(日本で言うスタバ的存在)もあってエジプトの人も気軽に入っている様子に驚きました。 物価に関しては、上記オサレカフェの値段はエジプト感覚としては高く(200円前後する)、しかしサンドイッチ屋やコシャリなど安いものは相変わらず存在する・・というどこの国でも見られる風景に。お土産は私は主にハーンハリーリで購入したのですが、値段や交渉の流れなどは前回とほとんど変わらず。 |
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お買物事情 | ||||||||||||||||||||
さすが歴史と遺跡の国。それにちなんだお土産がわんさとあります。また、観光客がそこそこ集まる土産物屋通りでは、絵に描いたようなアラブ式商法が繰り広げられています。「疲れるからそういうところは行かない」人は高級ホテルのお店がいいと思います。値段は高くても自分のペースで買物できるし、粗悪品も少ないし。私は両方行きました。 お薦め土産(あくまで私的) 布(ショール、スカーフ、インテリア用など) カイロでも購入可能ですが、ルクソールなど南の方へ行くと、また違ったデザイン・雰囲気のものがあります。でも時間がない場合はカイロだけでも充分色々手に入ります。光沢があって高級感ある布地も多いです。エジプトで見ると普通の色合いでも、日本に持ち帰ると派手目だったりするので、色の選択は考えた方がいいです。 香水ビン イスラム圏ではそこそこみかける、小さくてデザインも豊富な香水ビンは使わなくってもきれいです。インテリアに。種類も豊富で、どの土産物屋でも必ずといっていいほど扱っているので、選び放題です。持ち帰りのパッキングだけは気をつけたほうがいいです。圧力に弱いでしょうから、しっかりと包むべし。 パピルス パピルスを押し固めた紙に絵がかかれたもの。飾りに。本物と偽物があるらしいので、本物にこだわる人はお買い上げ時に注意が必要だそうです。パピルス専門店などもハーンハリーリ(土産物屋がたくさんある市場)にありました。絵柄も大きさも値段もまちまち。交渉は面倒ですが、気に入ったものを買いたければ、専門店に行くといいと思います。 スカラベ フンコロガシのこと。縁起物らしい。ペンダントヘッドのような、穴のあいたスカラベの石をゲット。小さいしかさばらないけど、たくさんになると石なので重い。 絵に描いたようなアラブ式商法 見るだけタダ〜からチョトマテフレンドまで、思った通りの対応をしてくれて、それはそれで楽しいです。余裕があれば。私はお土産購入の日は「今日はお土産を買う日」と思ってうろついているので、時間の余裕があるのですが、制限時間があるともう少しイライラするかも? エジプトのお土産屋さんは陰湿ではないし、商売っ気たっぷりだけど、考えていることとかがはっきりしていてわかりやすい。アラブ式も慣れると楽しいです。特にこちらが思ったとおりのセリフを言ってくれたときとか・・・。ちなみに買物は1人で、2人で、3人以上で、と何パターンかで訪れましたが、数人一緒に行った方が断然楽しいです。みんなでわいわい言いながら、交渉も明るく、選ぶのも明るく、怒りも共有して、です。 |
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女性一人旅事情 | ||||||||||||||||||||
気候について 日差しそして乾燥。日本ってほんと湿度の高い国なんだな〜と思います。 出会った日本人女性のほぼ100%は帽子をかぶっていました。あと夏日でも長袖が無難かもしれません。半そでは結構肌への負担が大きいです。とにかく日焼止めはたくさん持っていき、しょっちゅう塗りなおしするべきでしょう。髪も痛みまくります。すこし良い目のヘアパックを持って行き、たまにやるといいと思います。 砂漠のツアーについて チュニジア・モロッコ・エジプトと一通りの砂漠ツアーを体験しましたが、やはりエジプトのスィーワから行った砂漠ツアーがダントツでした。まったく何もない、砂丘のみがどこまでも続く空間と、無音(無音ですよ!無音!)の世界。あまりにも音がなさすぎて、黙っていると耳がキーンとしてくるのです。そこから見た夕日も、砂漠の星空も、まず間違いなく自分が死ぬ時に、わが人生の絶景ベスト5に入ると思います。 しかし、ツアーは女性一人では参加しない方がよいと思います。宿泊ホテル・安宿に他の旅行者がいれば誘ったほうがいいですし、いなければ滞在中同行者が現れるのを待った方が無難かも?宿泊ホテル主宰のものでなくても他のホテルを当たってみるとか。 絶対に危険というわけではないですし、行ってみなければわかりません。実際行ってみて大丈夫だった人もいると思います。(私もモロッコで行きましたし)でも他の選択肢があるのなら、わざわざ賭けに出ることもなく、不安材料は持たない方がいいかな、と。あくまでも私の考えですが。 女性一人歩き チカンが多いそうです。 ひと目で外国人とわかる女性を狙うというのは、日本では考えられませんが、エジプトでは外国人だからこそ狙われます。私はあまりあわなかった方ですが、一度、満員のバスで下半身をくっつけてくるチカンにあいました。じっと目を見て相手の身体を手で押し戻したらやめましたが。交通機関で遭うチカンは、日本のチカンのようにあれ?これって偶然かな?的さわりをする人もいます。おそらく気のせいではないのでしずかに「stop」と言いましょう。たいていやめると思います。 私が宿泊するレベルの安宿では従業員によるセクハラもありえます。同宿の日本人女性は早朝一人で朝食をとっていたら、普段あわないセクハラにあったそうで。周りに人がいない場合は気をつけましょう。 またスキを見ると口説いてくる人も多いので、気をつけましょう。 また、主に観光客相手の商売の人に多いと思いますが、「日本人男性よりエジプト人の方がいいんだぜ〜」的な申し出をする人います。日本でこのような言葉を吐く土産物屋、カフェの従業員がいたら訴訟沙汰です。対処の仕方は人それぞれですが、同胞としてはやはり憤慨して対処してもらいたいです。ちなみに私はこのような申し出には「っけ」の一言ですませていましたが・・・。 直接的に日本人女性と結婚したいと言ってくる人もいます。(しかし、普通に旅行してるのになぜこんな話題が出てくるのでしょう?)あなたと結婚したいと言ってくる人もいるでしょう。対処の仕方は人それぞれですので、自分のやりやすいやり方で対応するといいと思います。ちなみに私はこの手の申し出には「それはがんばってね」「私も日本人がいい」「っけ」のどれかで対処していました。 ・・・追加:2008年の旅行・・・ ほとんど何の問題もなく過ごせました。やはり年齢というのは大きい(見た目もそうだけど、経験値という意味でも)。それと、身についた怖い雰囲気も大きい。チカンもほとんどあいませんでしたが、これはバスでは必ず座っていたのと、電車は女性用車両を利用していたからかもしれません。エジプト人女性の近くに常に寄っていくのも良いようです。 エジプトを1人で旅する女性は結構います。北アフリカではダントツの観光地・・というのもありますが、個人旅行をしている女性は国籍問わずゴロゴロいます。日本人女性にも結構会いました。我々が観光で向う先では、現地の人もたいてい観光客慣れしているので、こちらも結構過ごしやすい。 ホテル・宿も1人で泊まるのになんら問題はありません。各国の個人旅行者が頻繁に訪れる宿は、スタッフもプロで、過剰に親切でも無愛想でもない。ただ、部屋や水周りの清潔度は宿によってかなり差があるし、ガイドブックやネットの写真では判断つかない事もあるので、できれば自分で見た方が安心な気がしました。 あらゆる意味で、格段に旅行しやすくなっていたエジプトですが、今回はシナイ半島にも周って見たため、各地の検問の多さには驚きました。カイロ〜ダハブ間で実に5〜6回の検問があり、眠っていても起こされてパスポートを見せるのが面倒でした。しかし、バスによってはそこまで多くない事もあるようです。 |
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宿泊 | ||||||||||||||||||||
宿泊は2000年・2008年です。時間が経つにつれ、宿も状況が変わっていくと思います。
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