世界個人旅行的記録→マレーシア・ボルネオ島→旅行記2007



マレーシア・ボルネオ島
おすすめリンク
ボルネオ島に行く前に!おすすめサイトです。

ボルネオ島基本案内
日本からのアクセス、民族・宗教など。

食べ物
おいしかった食べ物をご紹介。

お買物事情
ボルネオ島でのお土産お買物はどうでしょう。

女性一人旅事情
穏やかで女性一人旅にもぴったりだと思います。

宿泊
今回宿泊の宿は、安宿・B&B・ホテルです。
マレーシア・ボルネオ島での旅行はコタキナバル、サンダカンのみの訪問となります。

おすすめリンク
ボルネオ旅行前のオススメサイトです
お気楽サラリーマンジャングルを行く!
お仕事の合間をぬってジャングルに通うお気楽さんのサイト。旅行記の他にも訪問地情報や動植物についての言及、お薦め本など、ボルネオのジャングル訪問前にはぜひチェックしたいサイトです。
JUNGLE_DURIAN
その名の通りジャングルとドリアンを愛するじゃんぐるさんのサイト。情報は内容も豊富で丁寧な説明、とても参考になります。旅行記にはジャングル以外のアジアのものも。
外務省海外安全ホームページ・マレーシア
情報はその時々で更新されます。旅行前には必ず確認しましょう。

ボルネオ島基本案内
日本から
成田・関空からボルネオ島コタキナバルまで週2〜3便ずつ、マレーシア航空の直行便が出ています。直行便だと6時間程度の所要時間。直行便以外は、クアラルンプールを経由しての乗り継ぎになります。曜日が合えばコタキナバルまでの直行便を使った方が断然良いでしょう。
私は予定が合わないので乗り継ぎを利用。成田10時頃発→クアラルンプール17時頃着:19時頃発→コタキナバル22時頃着でした。

民族・宗教・言語
他民族複合国家でマレー系・中国系・インド系、その他に分かれるとのこと。
私に分かるのはマレー系と中国系のみで、食堂もお店もしっかり分かれているところがとてもおもしろい。宗教も混在していて、イスラム教と仏教が2大宗教でしょうか。(インド系もあるのですが、数が少ないのかあまり目立たない印象)

食べ物
マレーシアの料理はマレー料理や中華など、色々なものが混在しています。
一人でご飯を食べる場所はたくさんあり、選択肢が多いのは様々なお店が集まったフードコートなど。マレー系、中華系、インド系などでお店が分かれています。

中華の食堂
マレー料理もマイルドで食べやすいですが、やはりおいしいのは中華!中華系の食堂はそこここにあり、100円程度でご飯が食べれます。おいしいお店はお客さんがたくさんいるのでわかりやすい。
菓子パン
街中にあるパン屋さん。ショーウインドーに並ぶお菓子のようなパンは安くておいしいです。1個30〜50円くらい。蒸しパンやワッフルは程よい甘さで、おやつにちょうど良い。
イングリッシュ・ティーハウス(サンダカン)
旅行中飲んだ紅茶は、一般的にあっさりしてクセのないものが多かったけど、ここの紅茶はきちんと香りと味がついていておいしかった。海を眺める高台にあるお店は、雰囲気も○。屋外の席が気持ちいいです。サンドイッチもどかん!と量がある。値段的には高級店。
Pearl Tea
タピオカ入りアイスティー。
濃い目のミルクティーに焦げ茶のツブツブタピオカが入っているもので、太いストローでツブツブも一緒に飲みます。タピオカはもちもちしていておいしい。巨大ショッピングセンターなどにお店があり、種類も色々で100〜150円くらい。

素晴らしき哉、ボルネオ島
ボルネオ島のここがすばらしい!というところ。

ジャングル
行っていませんが・・。
正直このためだけにボルネオ島を選んだと言っても過言でないくらい。天気と運気の悪さであいにく次回への持ち越しとなりました。
熱帯雨林の中に入り、珍しい植物や野生動物に出会うには、町から悪路を数時間の行程になるらしいですが、それでも日本から行けるもっとも近いジャングルだと思います。
テングザルやカニクイザル、きれいな色の鳥類やおそろしい昆虫、運が良ければアジアゾウ、もんのすごーっく運が良ければオランウータンなどなど・・。熱帯にジャングルなんて、聞いただけで血が騒ぎますね!

気軽に自然と触れ合えるツアーが充実
キナバル山と公園・・・東南アジア最高峰のキナバル山は、ボルネオ島観光の目玉のひとつ。登山以外にも公園内のお散歩コースもあるとのこと。
ポーリン温泉・・・熱帯にある温泉。でも人気のようです。第二次大戦中に日本軍が掘り当てた露天温泉。
ビーチ・・・コタキナバルからボートで数十分で自然を残した美しい島に行けるとのこと。ビーチでのんびりや、ダイビングにもいいそうな。

・・ここまで書いて気が付きましたが、どれも体験していない。。ま、まあ、一般的なボルネオお薦め情報と捕らえてください。↓からは体験です。

リバークルーズ・・・私はクリアス川リバークルーズに参加しましたが、他にも種類はあるそうです。コタキナバルから車で2時間ほどの川沿いまで行き、ボートに乗って川沿いの動物を探しながら1〜2時間のクルーズ。その後いったん食事に戻り、再びボートでホタルツリーを見に行くというもの。おやつのお茶&夕食付で210RMは約6500〜7000円くらい。13時頃出発して21時頃帰ホテル。
短い日程で一日のみでも自然と動物に触れ合いたい、という人にはとても良いツアーだと思います。当日私はテングザル、ロングテイルサル、鳥いろいろ、水牛、ネコ、そしてホタルツリーを見ました。

自然に近い
サンダカンで宿泊したロッジにて。ベランダから夕陽を見ていたのですが、日が沈み周りが暗くなったとたん、すずめがチュピチュピ言いながら集団で帰宅し、蛾などの昆虫が電気を求めて集まってきて、虫の音や鳥や動物の声が急に大合唱を始めました。夜になったらとたんに皆が「さあ、時間だよ〜」と言っている様で楽しかった。思えばここのところ乾燥地帯(砂漠とか?)ばかり行っていたので、こんなに生命の豊かな場所に来るのは久々なのでした。
ところで、建物に宿泊者は私しかいなかったらしく、唯一の明かりが点る私の部屋に向かって皆が集合してきて、うれしいやら恐ろしいやら。。一晩中、窓やドアの外から「トタタタターッ!!カリカリカリ!!(ドアをひっかいてる)」という音が聞こえ、一体これは何なのか??気になって気になって仕方ありませんでした。もしかしてネコやリスみたいなキュートな動物だったらぜひ招き入れたいし、でも熱帯特有の巨大昆虫だったら絶対に開けた事を後悔するし。。葛藤は一晩中続くのでした。

穏やかに旅行ができる
マレーシアの人は穏やかで親しみがあって、少しシャイな印象です。
男性も女性も、話をしたり目が合ったりするとたいていにこっとするし、でも過剰に親切なわけでもない。なんか落ち着きました。
お金でもめることもなくて、これまたすごいうれしかったですね〜。ここのところイスラム圏づいていたので。あ、でもマレーシアもイスラム圏ですねえ。
私の知るイスラム式とはずいぶんとかけ離れた様子でした。全然お金に汚くないんですよ!(ってイスラム圏の人に失礼ですが)。
外国人の二重価格はあるようですが。そしてタクシーなどは絶対にガイジン価格と思うのですが、他の国ほど明らかに「暴利・・」というわけではないので、あまり気にならなかったです。

旅行者がまださほど多くない
これは良い面もあり、悪い面もあるかもしれませんが。
印象では旅行者のまだまだ少ない場所。
コタキナバルにも旅行者向けのホテルやレストラン、食堂はあるのですが、マレーシアの街並みに上手く入り込んでいるような。最近行ったベトナムやバリ島など、旅行者のために街自体を変えるような所が殆どなく、どちらかと言うと旅行者の方がちょっとおじゃましているかんじ。まあこちらが当然の姿なんでしょうが。まだそんなに観光業が大きくウエイトを占めていないのかも。
逆に、個人旅行者にとっての利便性には若干欠けるところが。
ツアー代金もこの物価の国にしては高価だし、お土産品は種類も質もまだまだだし、旅行会社やネットカフェなども少なめで、昼間っからビールを片手に道を眺めるような不届きなカフェも少ない。。でもだからこそ、この雰囲気を保っていられるのだと思います。

お買い物事情
残念ながら、雑貨関係は完全に周辺のタイ・インドネシアに負けています。
東南アジアのチープでかわいくておしゃれな雑貨を探したんですが・・何軒かのショッピングセンターをはしごしましたが、旅行者向けのお土産は少なく、現地の人向けの雑貨のお店はファンシーすぎ・・。
フィリピノマーケット・クラフトセンターの中はずらりとお土産屋なのですが、いかんせんBorneoとかMalaysiaとか書いたTシャツや木彫りグッズ、おサルのマグネットやチープなアクセサリーばかり。。温泉街のキーホルダーやペナントのノリなんですよね、うーん。。
以下は少ない選択肢の中から私がイイ!と思ったお土産です。

キャメロンハイランドティー
キャメロンハイランド産の紅茶はマレーシアを代表するお土産のひとつ。特にBOH TEAは質が良くフレーバーの種類も豊富で、お土産としてはとても人気があります。
コタキナバル、センターポイント内のスーパーマーケットで購入。種類もたくさんあって商品の回転も良さそうです。・・ちなみにトゥン・ラザク通りにあるスーパーマーケットは商品の回転も悪く(たぶん。ホコリが多い。)種類も少ないのであまり良くないと思います。

DVD
うーん、これマレーシア土産じゃないような。。でも正規のDVDも日本で買うよりずっと安いし、ハリウッド映画も結構あるし。私はヨガのDVDをいくつか購入しましたが、英語のみなのが難点か。

オランウータンのぬいぐるみ・他、おサルグッズ
ボルネオといえばオランウータン、オランウータンと言えばボルネオ。あちこちで見かけました。中には巨大オランウータンのぬいぐるみも・・。結構かわいいですよ。
人形以外ではおサルやオランウータンのマグネット、キーホルダー、置物、Tシャツなどもありました。

写真集・本・絵本
ボルネオならではの動植物や自然の写真集、またオランウータンの絵本などもありましたので、ちょっと本屋を覗いてみるといいかもしれません。


女性一人旅事情
いいです。
とても旅行がしやすい。
宿泊は安宿から高級ホテルまで揃っていますし、リゾート気分での滞在からバックパッカー旅行まで選択肢は広いと思います。一人でご飯を食べる場所も限りなくあり、コタキナバルでは市場の食堂からウォーターフロントのおしゃれカフェまで、予算と気分によって色々選べます。コタキナバルから日帰り〜1・2泊のツアーも充実していて、現地でのアレンジもカンタンです。
なぜもっと旅行者が増えないのかな〜・・・と思いますが、おそらく私もちょっと感じた部分が理由かも。エコツアーはきれい・ラク・快適さを求めると難しいし、グルメの方も料理にはっきりしたスタンスが見えず、お土産もイマイチ・・。ベトナムも料理と雑貨がなければ、あれだけ日本女子に好かれることにはならなかったでしょうし。
しかし治安的にはあまり問題なく見えますし、この“旅行者に媚びていない”雰囲気が気に入る人は気に入ると思います。サハラ砂漠まで一人で行く女性も多いのですから、ジャングルもアピール次第でもっと人気が出るはず。

街歩き
コタキナバルの街歩きに関しては、日本にいる時と同じくらい緊張感なく過ごせます(たぶん)。
警戒する部分はなかったですが、まあ旅行者が一番集まるところですから、それなりなことも。
トゥン・ラザク通りを歩いていたら、中年夫婦に声をかけられ、
“日本人?おー私は前に日本に住んでたよ。来月、妹が日本に行くヨ、ぜひ話を聞かせて欲しいアルネー。(意訳)”と言ってきました。でもそれだけ。
笑顔で“友達が待ってるから”と言ったらそれで終わりだし。世界的に有名なセリフなので、ついていく日本人はいないでしょう。

バスもありますが、基本的には歩きかタクシーのみ。タクシーにはメーターがついておらず、交渉制。というか、言い値制。500〜600円が相場だとすると、600円と言ってくるので、特に交渉する気にもならず。何よりたいていリラックスして気分が良かったので、闘争本能が沸かなかったのです・・・て、別に争う必要はないんですが。

ジャングルツアーについて
今回天気事情によりキャンセルになりましたが、ジャングルツアーは種類がいろいろあります。場所もいろいろ。
ただ、一人参加だと値段が跳ね上がるでしょう。事前に何箇所かの旅行会社・ロッジなどに“1人・1泊(か2泊)・サンダカン空港までの送迎付ツアー”で問い合わせをしましたが、高い所だともう1回アジアに行ける値段でした。
現地での申し込みももちろん可能。こういったツアーによくある“現地に近づくほど選択肢が増え、値段も下がる”もののはずなので。私は日程的にきつきつだったので事前予約を重視しましたが、個人旅行者で時間に余裕のある人なら現地で探した方がいい気がします。安宿などが主催のツアーも結構あります。

宿泊
今回は現地滞在4日弱。
安宿・B&B・ホテルに宿泊しましたが、どこも居心地良かったです。
宿の予約をしていない場合は、コタキナバル空港にカウンターのあるパン・ボルネオ旅行社で予算・立地・条件に見合ったホテルを探してもらうことも可能(手数料要)。24時までカウンターOPEN。
Trekker's Lodge Kota Kinabalu
トレッカーズ・ロッジ・コタキナバル
(088)252-263
ホームページ
コタキナバル到着1日目の宿。到着が22時過だったので、24時間受付OPENのこの宿にしました。特に予約しなくても、部屋もベットもたくさんあります。普通の安宿。共同のトイレ・シャワーはきちんと掃除してあるし、エアコン付部屋もあります。
私はAC付ドミトリーに宿泊。極めて簡易的朝食がついて22RM。他に宿泊者がいなかったので8人部屋に1人でした。ロビーにPCがあり、時間貸してますが、日本語は読みも書きも不可でした(2007.1現在)。宿の2〜3軒横にネットカフェがありますが、こちらは読みのみ。
LABUK B&B
(Sepilok Forest Edge Resort) 
(089)533-190
ホームぺージ
サンダカンでジャングルロッジの代わりに宿泊したB&B。中心部から離れたセピロックの近くにあります(セピロックまで14マイルとのこと、おそらく歩ける)。
食堂兼受付の小屋の他に、ダブル、ツイン、ドミ(?)のある宿泊棟、1棟ずつのロッジが数棟、敷地内に点在しています。小さな池の周りには牛やヤギのいるミニ牧場が。周囲は完全に森の中なので、眺めも良いです。朝食付で65RM。夕食も同じ食堂で食べれます。
部屋は清潔でシャワーもちゃんとお湯が出るし、朝食は卵料理、パン、紅茶など用意してくれます。
Hotel New Nan Xing
新南興酒店
(088)263-390/91
コタキナバルのトゥンラザク通りにある小さなホテル。すぐ隣がセブンイレブンで、どこに買い物・食事などどこにでも歩いて行けます。ダブルのシングルユースで部屋にはトイレ・シャワー、TV、冷蔵庫がつきます。部屋は小さめですが、清潔で居心地も良い。朝になるとシャワーのお湯がぬるくなるのが難点か。宿泊客に外国人は少なく、中国系のマレーシア人が多い様子。フロントはいつも違う人がいましたが、誰もが感じ良いです。
シングル70RM、ダブル(ツイン)90RM、朝食無し。








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