世界個人旅行的記録バリ→bali2005

2005年9月-10月、6日間のバリ旅行
1日目 Tokyo→デンパサール→ウブド ガルーダインドネシア航空利用
2日目 ウブド  モンキーフォレストと周辺観光
3日目 ウブド  アーユルヴェーダと買物
4日目 ウブド  バリマッサージと買物
5日目 ウブド→デンパサール→Tokyo ガルーダインドネシア航空利用

旅行記

今回は月曜出発〜土曜帰国の旅程です。
土曜昼より出勤するため、実質休みが5日間ですみました。バリは
初訪問の上、日程も短いため、滞在地はウブドのみ。日本人女性に絶大な人気を誇る「癒しの村」ウブド。期待してますよ!

一歩裏通りに入るとこんな風景が

宿泊したプリ・ヴィシュヌ


TOKYOからデンパサールへ

短い日程を効率よく使いたいため、ガルーダインドネシアの直行便を利用。
朝11時に成田発→17時前にデンパサール到着です。ちなみにワールドパークスのマイレージを持っているのでマイルの加算対象にもなります。(ただし、チェックイン時に加算はムリ。後日のFAXか郵送)

今回は到着日の夜からウブドの伝統芸能を見る予定です。その為できるだけ早く入国したい。通路側・前のほうの座席をリクエストしたら、前から二番目をもらえました。機内食はうなぎかビーフのチョイスで、その後軽食のサンドイッチかおにぎりも出ました。

5時前に機はデンパサールへ。
いかに早く税関をスルーするかに今夜の観劇はかかっているため、飛行機を降りると早足で出国審査へ。ビザも並ばす購入。出国審査で若干並びましたが、係員がそこそこの数いるので、こちらも時間かからず。

ウブドのロスメン、プリ・ヴィシュヌに送迎を頼んでおきました(120000rp)。ゲートを出ると私の名前と宿名を書いた紙を持った青年発見!迎えの青年はなれなれしくなく、礼儀正しい。そして若干の日本語を話すが運転がヘタ(というか、気の弱さが運転に現れている)という人でした。

車窓からのバリ印象は・・・思ったより汚い!
結構な排気ガスと車・バイクの集団。最も空港出てすぐじゃ、南国のリゾートっぽさは味わえないでしょうが。

宿に到着し、チェックインをすませるとすぐに王宮に向いました。
実は同時期に旅行中の旅行者数人と待ち合わせをしているのです。合計5人のうち、私が一番遅い現地入りなので、遅れるかとヒヤヒヤ。待ち合わせのカフェに到着したのは約束時間のリミット2分前でした!すでに全員集合しています。
ウブドの王宮に行ってみると、すでにたくさんの観光客が集まっています。我々の到着が最後の方のため、席も後ろのほうでした。
ほとんど立って見ていたのですが、エキゾチックですね。バリの踊りは。動きが変わっているし、音楽もしっくり体になじむ楽器がほとんど。落ち着いて鑑賞できます。
そして女の人がまたかわいいの!デヴィ夫人の若い頃みたいな女性達。とっても見応えアリのバリ舞踏でした。

踊りを鑑賞し終わると、みんなでご飯を食べに行く
ことに。

観客の頭越しに観劇。でもすてきでした。
ラヤ・ウブドぞいにあるレストランNomadで。しっかしこじゃれたレストラン!バリってみんなこうなんでしょうか?リゾートっぽくてインテリアも凝っている、100%観光客向けのレストランです。
メインの食事は20000〜40000rpくらい。私はイカン・バカール(魚の炭火焼)を。ソースはトマト風味で少しイタリアンな味付けでおいしかったです。他の人はカレーやミーゴレン、アヒルの焼き物などを。

実は本日初対面の我々。海外でケータイもなく無事オフ会(?)ができたことに感激です。
クタから来ている同世代女性アイちゃんは、本日とんぼ帰りのため食事してすぐにお別れです。

他の4名(私、同じく同世代女性ケイさん、男性のハヤシさんとカワさん)はせっかくのバリの夜なのでケイさん滞在の宿まで行き、さらに飲むことに。ケイさんはなんと今年2回目、ウブド滞在1ヶ月というつわものです。でもね、こういう旅行者多いんですって、ここは。
ケイさんの宿は私のと同じようなロスメンです。便利なロケーションで部屋は4つしかなく、毎回の定宿だそうです。すでに12時近いので部屋に集まった我々は、周りに遠慮してひそひそこそこそとお酒を飲みます。
バリといえばビンタンビール。また、ヤシの蒸留酒、アラックも。ショットでくいっと飲む、テキーラのような酒です。

旅話に花を咲かせ、結局宿に戻ったのは2時過ぎ。まったく初日からこんなに飛ばして大丈夫なんでしょうか?




2日目モンキーフォレストと周辺観光

バリのロスメンは通常朝食つきです。
私の部屋は2階ですが、朝起きてカーテンを開けると宿の男の子がテラスまで朝食を持ってきてくれます。メニューはJaffle(ワッフルのことか?)、バナナパンケーキ、トースト+卵から選べます。私は日替わりで全部食べましたが、バナナJaffleが結構おいしかった。日本でも作れるかな。

今日から本格的観光へ。
1人でツアーでも、と思っていたら前日の3人が付き合ってくれるとのこと。11時頃ケイさんの宿の従業員が車を出してくれます(有料)ので、それまでおサルを見に行くことに。
モンキーフォレストはモンキーフォレスト通りを下っていった突き当たりにあるサルの公園です。こっちも男性2人が付き合ってくれました。ありがたい。実は「サルにバナナを手渡ししている写真」を撮りたかったので。

入り口で料金を払い、歩いていくとすでにおサルがいっぱいいます!
先客の欧米人グループがきゃいきゃい言いながらバナナをあげています。おお、あれがしたい!!

しっぽを触ったら、さらに威嚇されてしまった。
ハヤシさんが買ってくれたバナナをみんなでわけ、「はいどうぞ」とおサルにあげてみます。むろんシャッターチャンスを逃さないよう、念入りに頼みました。しかし撮れない!
はいどうぞ、の「は」ぐらいでおサルにバナナをかっぱらわれるんです!そして他にもバナナを持ってる観光客は7〜8人いるのに、なぜか全員私のバナナを狙って、「どうぞ」と言ってもいないのにひったくるのです。
なんというしつけのなっていないおサルでしょう!
「へーイ、そんなんじゃだめ!こうして座ってあげるのよ!」というバナナ売りのおばちゃんの忠告に従い、何枚か「はいどーぞ」(というよりひったくられている)写真が撮れました。

その後、田園地帯が見渡せるカフェでお茶を飲みました。こんなのどかできれいな田園風景はめったに見れません。緑の色が日本と違う!ホントに南国なんだな〜。

ウブドはメインストリートにずらっとレストラン、雑貨店、両替屋、ホテルなどが並んでますが、少し路地に入ると田園や雑木林、原っぱなどが広がる不思議なところです。

約束の時間にモンキーフォレストの入り口でケイさんとワヤンさん(宿の青年。運転手)に会いました。ハヤシさんとはここでお別れし、4人で観光に出かけます。

まずは遺跡観光のメイン、ゴア・ガジャへ。こういった場所に入るときの礼儀だから、とケイさんがサロンを貸してくれました。みようみまねで腰に巻き、中を見学。大きな口を開けた顔の彫刻が入り口となって、中の洞窟に入れます。
中はじめっとして少し暑い。あまり広くない
場所に石(?)が祀られています。洞窟のすぐ横には沐浴場の跡が。現在は使われていないようですが、近年発見された大きな遺跡だそうです。
次はグヌン・カウィへ。
長ーい階段を降りて行き、さらに下って下って、田んぼの中をひたすら下っていくと遺跡が現れます。

正直ウブドにどんな遺跡があるか、全く事前学習しておらず、遺跡の意味合いとかも不明。この辺の遺跡は小さなものが点在しているから余計気楽に見てしまう。「なんだかよくわかんないけど、わあ、遺跡」というのが正直な感想です。

次に聖なる泉が湧くというティルタ・エンプルへ。
ここの湧き水はすごくきれい!周囲を塀で覆っているから覗き込むだけで触れないのですが、こんこんときれいな水が湧き出ていて、透明ですんだ水が池になっています。横の沐浴場では流れてきた水でバリの女性たちが沐浴しています。観光客もかなりくる場所だけど、今でも実際にこうして使っているんだなあ

グヌン・カウィへの階段。まだ序の口。
めの良い観光客向けのレストランで昼食。バイキングで好きなものを取ってきて食べます。飲み物と食事で1500円くらい。テラスの向こうは山と高原のパノラマが広がり、風も気持ちがよいところでした。

最後にテガラランのライステラスを見に行きました。これはガイドブックや写真に必ず出てくる観光名所です。
残念ながら天気が悪かったけど、段々畑になっている田んぼはちょうど緑の色がきれいで、見れてよかった。観光客の数もすごかった。
ちなみに、キンタマー二高原の展望スポットとここテガラランでの物売りが一番しつこかったです

夕食は昼間のメンバーでバビグリンを食べに行くことに。
王宮近くにもお店はありますが、ケイさんおすすめの、ナイトマーケットの中にある屋台へ行きました


テガラランのちび商人。無邪気に見えてやり手。
バビグリンは子豚をぐるぐる回して焼く、お祭りの時の特別料理だそうです。皮がぱりっとしていておいしいとか。

子豚の色々な部分(内臓・肉・ソーセージにしたもの)がそれぞれの味付けでのっているようです。焼きたてあつあつではありませんが、味はおいしい。コラーゲンたっぷりのぷるんとしたゼリー状部分もあります。そして鬼のように辛いソーセージがあって、それは食べれませんでしたが、ビールに良く合います。

目の前に丸焼きにされた子豚の体がでーん!と居座っており、この顔を見つめながら食べるのでした。



3日目 癒しと物欲の南国紀行・前

朝起きてカーテンを開けると、どこからともなく朝食がやってくる。今日はバナナパンケーキにしました。

昨日まであまり宿の人と話さず、宿にもおらず、他の人と外ばっか出歩いていた為、宿の従業員・日本語OKのガデ君が気を使って色々聞いて来ます。「今日はどこに行きますか?」と言われ、今日から“南国・極楽の癒し紀行”を予定している私は「エステ・マッサージ・買物」と答えたのでした。

この辺のロスメンでは、近場へのバイクの送り迎えは無料でやってくれます。
今日はアーユルヴェーダ(インドの伝統的マッサージ)を予定していたので、とりあえず予約をするためだけにBeji Ayuまでガデ君に送ってもらいました。モンキーフォレスト通り、サッカー場の反対側の小道を入った場所にある小さなマッサージ屋さん。本日3時からの予約をお願いしました。

ウブドに着てからまだ全然お店めぐりをしていません。気合の入ったお買物に行く前に、ガデ君がスーパーマーケットも見るべきだ(ナゼ?)というので、バイクでスーパーへ。ちょっと暗い、さびれた雰囲気のスーパー。でも効率良く物が揃っているので、我々のような観光客には買物しやすいかも?

ここでバリ式コーヒーの粉と紅茶を買いました。それぞれが数十円というおっそろしい値段。紅茶はティーバック25個入りで100円もしない。こんなもん?物価的に考えると確かにすごく安い。必ずしもこの国の「定価」を現しているわけではないでしょうが、物の値段の目安にはなります。
それにしても、スーパーにいる間、ガデ君が故意か偶然か(故意でしょうが)、やたら肩や腕に触れてくるので閉口しました。だって笑っちゃう。あまりにも若い年の子って、どうしても範疇に入っていないので。オトコノコなんだなあ。

念願の市場へ。
さすが観光客もわんさかいるし、地元のお買い物客も結構来ている。物売りの押しの強さはそこそこあるけど、友好的に話せる範囲です。観光客向けのバティック、アタ製品(カゴ)やお香、洋服、置物や小物なんかがごちゃごちゃーっと売られてて、はっきり言って興奮します。こういう場所にくるととたんに鼻息が荒くなる私。

アタバックは絶対に欲しいから、まずあちこちのお店で値
段を聞きました。
これがねえ〜高いんすよ!思っているより高い!雑誌も入る大きめのアタバック、確かに日本で買うと1万円以上するかもね。
でもこのバリで!ウブドで!市場で!5000円というのはちょっと言い過ぎじゃないの〜。何軒か聞きまくって一番安値になりそうな場所がこれでした。

しかしこの売場の女の子は何が楽しいのか、やたらと私の腕や腰や背中を触りながら、「そんなに安くムリ〜、とってもムリ〜。」と言ってくる。私も負けじと彼女の肩を撫でながら「え〜高い〜。買えない〜。もう少しいいでしょ〜。」と。ハタから見るとアホな2人ですが、何とか120000Rpまで下がりました。

見よ。このアタ製品の数。
これ以上やると本気でいやがられるので、これで決着に。にしてもひとつ買物するだけで時間かかるなあ。

とこ
ろで日本人が経営する雑貨店がウブドには非常に多いようです。
聞いていましたが、思っていたよりもこの地でショップオーナーになる人は多い様子。そしてそういうお店はたいていひと目でわかります。明らかに他の店とはセンスが違う!
我々日本人女性の心をくすぐるインテリアと陳列、商品構成、そして「Fix Price」主義。あいさつ代わりに「負けろ」という私ですが、この手のお店ではほとんどディスカウント期待できませんでした。
でもまあ確かにセンス良い、他のお店にない商品を扱っているんですけどね。むしろ海外で心細くも凛として頑張る同胞女性(と勝手に決めている)に敬意を表して定価で買うべきでしょう。・・・そう、そうすべきだと思います。

とりあえずのお買物に満足し、予約したBeji Ayuへ。アーユルヴェーダに行きました。
まず奥のロッカールームでガウンに着替え、個室へ。さて、これが初のバリマッサージです。
高級エステではないので、まっぱです(パンツもなし!)。でもバスタオルをかけて少しずつづらしながらやるから大丈夫。
まずはメインのアーユルヴェーダから。ゆっくりと頭をマッサージしたあと、暖かなオイルと額に流し始めます。うーん、これは・・・。

オイルがはじめ熱めなのと、頭部分という敏感な場所なためか、ものすごくゾクゾクっとします。でもしばらくするとその刺激に慣れてきて、違和感がなくなります。以前これをやった友人の話では、周りの感覚がなくなり、浮遊してるみたいにふわふわ気持ちよくなるとのこと。それをかなり期待していたのですが、いかんせん窓のすぐ外で近所の子供たちがぎゃーぎゃー遊んでいる声がし、集中できません!確かにゆったりとリラックスして受けると、かなり気持ちの良いマッサージかも?
アーユルヴェーダの後もかなり丁寧かつ念入りなマッサージを腕〜手、首元〜おなか、足、裏返して背中〜足先までやってくれました。こっちのが気持ちいい。これだけ丁寧にやってくれて1時間半で1250Rpは安いのか、な。

一度宿に帰り、油っぽいのでシャワーをあびます。
おなかが空いたので宿の従業員、ゴマン君に頼んでバイクで
アンカサというカフェへ。バリコピではなく、きちんとしたドリップ式コーヒーを飲ませるというカフェです。こじんまりとした店内には日本人のおじさんがひとり。ここは日本語の本がずらっと並ぶ、日本人御用達のカフェのようです。

そもそもインドネシアは良質のコーヒー豆が採れる産地だから、地元で採れた新鮮なコーヒーを普通にドリップすれば間違いなくおいしいはずなんですが。(でも良い豆が輸出にまわって、地元には悪い豆しか残らない、という現象がバリにもあったら難しいかも)

夜は
ケチャダンスを見に行く予定。インフォメーションの前までゴマン君に迎えに来てもらったため、交通もらっくらく。どこでも気楽にバイタクをお願いできる、このロスメンのシステムはとってもいいですね!
会場には30分前に到着したので、正面の2番目といういい席に座れました。周囲は90%日本人観光客、聞こえる会話はほぼ日本語という海外旅行にあるまじき空間です。

ケチャはさすがにバリ島名物と言われるだけあります。大人数の男性がす
ぐ目の前で輪になリ「ケチャケチャケチャ・・・・」言い出すのは迫力。

この火をけちらす。もうわかったから!
内容にはストーリーがあるらしく、事前学習をしてない私にはちんぷんかんぷんですが。でも他えはまず見れない個性的なパフォーマンスでかなり満喫できました。ゆらゆらゆれる炎の明かりの元で見る為、不思議な雰囲気があります。

しかしすごいのは最後のパフォーマンス!本日見学は
ケチャ&トランスファイアーという、名前だけ聞いて内容が想像できるプログラムなんだけど、このファイアーがねえ。ひとりのおじさんがブスブス燃えて火の粉が上がる椰子の実を、素足でけちらしてバラバラにしていくの!
絶対やけどしてる〜!!観客は皆「おおっ!」てかんじだけど、おじさん足の下部分が真っ黒じゃん!確かにすごい、すごいよ!でももうこれ一回きりで終わりにして、次回から違う人にやってもらいなよ〜もう〜。

なんだかんだで結構おもしろかった。



4日目 癒しと物欲の南国紀行・後

今朝はスクランブルエッグとトーストにしました。毎朝フレッシュジュースとフルーツがつくところが南国っぽい!

ガデ君がまた「今日はどこに行きます?」と聞いてくるので昨日を同じく「マッサージと買物」と答えるわたし。今日は
Nur Beauty Salonヌルサロンというマッサージ屋へ送ってもらいました。お客第一号みたい。さっそくバリニーズマッサージ1時間半をお願いします。

庭に点在する建物の1つにマッサージ部屋が並んでいます。中にはベットとバスタブが。
昨日のマッサ屋はかろうじてバスタオルをかけてくれたけど、ここはまっぱのままオモテ!ウラ!・・・女性のスタッフだと確かに男性客は恥ずかしいのでは?いや、女性の私でも十分恥ずかしいですが。

しかしそんなことは気にならなくなります。全身じっくりのマッサージを空と木々を眺めながら、ガムランと鳥の声を聞きながら受けるのはサイコーです。ホント。全身マッサージの後、スクラブマッサージ、ヨーグルトパックも。まあ、ヨーグルトはチーズっぽい匂いに閉口しましたが。その後ローションで流してもらい、フラワーバスへ。おお!これが噂の・・・。


どうして押えないで頭の上に物をのせられる??
ブーゲンビリアやラン、アジサイや、色とりどりの花びらがたくさん浮かんでいます。この中にゆーっくりとつかり、鳥の声とガムランの音を聞いてると身体の中からいやなものが少しずつ出て行くかんじ。

マッサージが終わるとお店めぐり。あまり時間もないため、「イイ!」と思ったものはとりあえず買います。アタ製品のティッシュケースも欲しかったので購入。600円くらい。他にもカバン、お香、雑貨などを購入します。
お昼は店内に小さな滝と池をあしらった、Lotas Luneで。ナシチャンプルというご飯の周りにおかずが色々のったプレートとビンタンビール。昼ビールは旅行気分を満喫させてくれます。

歩きつかれたので、フットマッサージに行きました。
モンキーフォレスト通り沿いにある、黄色い看板が目印のKENKO。30分で400円くらいと、恐ろしい安さ。ひざ下のみのマッサージだけど気持ちよかった。あまり痛くもないし。


今日はウブド最後の夜なので、ケイさんがディナーに付き合ってくれました。先日ドライバーをやったワヤンさんも一緒。3人でバイクにまたがり少し離れたレストランへ。お客が誰もおらず、我々3人だけ。夜だから良く見えないけど、コテージのような作りのレストランは田んぼに面しており、真っ暗な田園風景と森のシルエットが見えま
した。




デンパサールからTokyoへ

本日は帰国日。でも飛行機が出るのは22時のため、18時まではウブドにいられます。

朝食を食べた後、またマッサージ屋にバイクで連れて行ってもらう。
今日はBody Work Center ボディーワークセンターというすこぶる評判のいいマッサージ屋さん。「神の手」を持つ先生にお願いするのは次回にし、普通のバリニーズマッサージを。
3階建ての建物の一番上の個室へ。バリの建物はみんなそうなのか、壁や仕切りがあっても風の通りが非常によく、マッサージを受けている間中、さらーっと吹き抜ける風がとても心地よかった。

ここでのマッサージは指圧を取り入れたかなり本格的なもので、色々行った中では一番気持ちよかったです。オプションで肩〜背中も頼んだので、かなりコリもほぐれた様子。全身のオイルマッサージを終えると、中庭でジンジャーティーをいただきました。

また今日は今までの天気とうって変わって、ピカピカーっとした晴れ具合です。

最後の街歩き&お店めぐり。結局あちこち見て周り、絵も買いました。先日見て欲しかった絵は売れてしまったので、違うお店で70×50cmほどの猫の絵を買いました。飛行機に持ち込むため、包装もきちんとしてもらう。店番の女の子に包装してもらってると、奥から「ついさっきまでガン○ャ吸ってました」といった風貌の男性が。思わずビビる私に「これ俺が描いたんよ〜」と、はにかみつつ話す彼。偏見の塊だな、わたしゃ。
彼は女の子から絵を受け取り、丁寧に梱包してくれました。「素敵な絵だよ。大切にするね。」と言っ
て握手。(でも値切ったけど)

店番犬。中に入れてくれません。
お昼ごはんはレストランでミーゴレンとビール。こんな堕落した生活も今日限り。

ちょっと気持ちが良くなったところで、最後のマッサージを受けにいきました。モンキーフォレスト通り沿いにある、ミラノサロンへ。マッサージ師数名が道路に出て熱心に客引きしている割には、個室の数が少ないのでは?
若干アルコールがまわっていたせいか、1時間半のマッサージ中、ほとんど寝ておりました。でもそれくらい気持ちがよかった。バリニーズマッサージは痛くないのがいいですね。

宿に戻って荷物の整理をし、ベランダで最後のお茶。
宿の従業員のゴマン君とガデ君もやってきてお別れ。お世話になりました。

空港までは宿のオーナーの息子に車を出してもらいました。
ここで働いているわけではないのか、初めて見る顔。道中話したところ、彼は今年まで大学生で今就職活動中とのこと。親がオーナーだけれども、ホテルの仕事はしたくないと。結構立派な車に乗っているし、話す英語も学校で習ったものとすぐわかる。大学に行けて車ももっていて、将来の仕事も選べる、彼みたいな人はバリでは恵まれている、のかな?

空港にもスムーズに到着。お礼を言ってお金を渡し、成田へ向かいます。




バリ島ウブド初体験の感想

南国リゾートの印象が強いバリ島。泳がない私には無縁の場所かと思っていましたが、島と言っても結構広く、ビーチ以外の見所もけっこうあります。ですからリゾート向きでない人にもお薦めでは。

ウブドについても、日本から直行便も出ているし、比較的アクセスしやすいこと、空港からも正味1時間程度で村に行けることを考えると、短い日程でも楽しく過ごせる気軽な観光地なのでは?治安的不安を殆ど感じなかったですし、エステ・マッサージ・買い物・遺跡観光・昼ビール・田園風景・・・など、あまりお金を使わずに楽しめるところがたくさんあります。女性にはお薦めの村。男性は・・どうかな。1回行けば十分、という感想も聞きました。
個人的にはまた行ってみたい場所だと思います。今回観光はそこそこしましたから、次回行くとしたらのんびり自堕落な生活をしに行くかも?
















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